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「受験対策のレッスンが学校の授業に生かされたこと」についてのレポート 受験対策 高2
楽しみたいなら自分のプランを捨てろ!
今月は、以前スタジオで学んだことが学校で活かされた出来事についてまとめます。私の学校でプレゼン大会が開催されました。
このプレゼン大会とは、高校2年生が各自好きなテーマを決めて探究し、作ったポスターを用いて、下級生に向けてプレゼンするという授業の一環のものです。
下級生はプレゼンを聴く機会が全部で8回あり、高校2年生は同学年のプレゼンを4回聴き、自分のプレゼンを4回するという形式でした。
1回目のプレゼンで私は聴いている人に上手く伝えることが出来ませんでした。
しかし、2~4回目にかけてどんどん楽しくなり、上手く伝えられるようになっていきました。
それはなぜか?
私は1回目と2~4回目の違いを整理してみようと思いました。
◆1回目
・台本を持ってプレゼンした
・話す内容がまとまっていない
・人前で話す感覚が掴めていない
・伝わるかどうかわからず不安だった
◆2~4回目
・台本を持たずにプレゼンした
・話す内容がクリアになっていた
・人前で話す感覚が掴めていた
・色んな人に褒められたことで「自分は伝えられる」と自信がついていた
ここから気づくことはいくつかありますが、まず取り上げたいのは【自分のプランを捨てることが大切】だということです。
最初の1回目、私は台本を持ってプレゼンをしました。言い換えると、見る見ないに関わらず、作った台本がいつでも見られる状態だったということです。
そうすることで、当時の私は潜在的に【作った台本に必ず正解がある】と思い込み、その正解から少しでもそれたらダメなんだと自分で自分の首を締めていたんだと思います。
しかし、2~4回目に台本を持たないようにしたことで「正解は見れない!もうどうにでもなれ!」という気持ちが芽生え、楽しむことが出来ました。
つまり、2~4回目では練りに練っていた【自分のプランを捨てた】と言えます。
【自分のプランを捨てる】は特に受験の面接対策で肝心になってきます。
もし自分がどんなに練りに練った質問内容と答えがあったとしても、その通りの質問が来るとは限りません。
自分の持っている答えだけを追っていては、予期せぬ出来事に対応することが難しくなります。
必要なのは完璧主義をやめる【勇気】と予期せぬ出来事に対応する【柔らかい頭】だと思います。
これらはレッスンの時に意識するだけで身につくような簡単なものではありません。
だからこそ、学校などの私生活でも【勇気を持つこと】を意識していこうと思いました。
慣れるまでやれ!
次に、プレゼン大会で得た上記とは別の学びをまとめます。ここで取り上げたいのは【慣れるまでやることが大切】ということです。
最初の1回目、私は頭で話す内容がまとまられておらず、伝えたいことを簡潔に伝えられませんでした。
要因としては、頭の中にある考えを言語化出来ていなかったことが挙げられます。
2~4回目で上手くできたのは1回目で考えの言語化を経験したことで自信がつき、発表そのものを楽しく感じられたからだと思います。
「まだ1回目だから仕方がない」「感覚が分からなくて当たり前」と言って開き直ることは簡単です。
しかし、いつまでも失敗を誤魔化していては、自分から成長を止めることになります。
なぜ最初から上手く出来なかったのか?
私に足りなかったのは【練習量】だと思います。
つまり、この時の私は人前で発表するという行為に【慣れておく】必要があったのです。
今回のプレゼンそのものをするのはこれが初めてかもしれませんが、今まで発表する機会は何度もあったはずです。
機会の1個1個をどれほど大切に行い、自分の学びとして蓄えてきたかは私個人の問題だと思います。
今回の件で、私はいかに今までの機会を蔑ろにしてきたかを痛感しました。
また、家で慣れるまで何回も練習していれば、それに伴って自信もつき、不安も取り払えていたはずです。
これからも学校やスタジオでは自分の考えを伝えたり、大きなステージに立ったりと難しいことがたくさんあると思います。しかし、私は次にその状況が来ても大丈夫だと思えるようになりたいです。
そのためにどんな状況でも逃げずに立ち向かい、知識や経験を蓄え、未来の私への自信に繋がるように意識して生活しようと思います。
【自分のプランを捨てる】や【慣れるまでやる】という言葉はスタジオで何度も言われていたもので、今回はそれを日常生活を通して実感することが出来ました。
私はこれらの学びから、これからもどんどん飛躍していきたいと思います。
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