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Izmic Be STUDIO
(イヅミックビースタジオ)

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スクール生徒の声

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役の課題・台本の深堀り~演劇系大学の受験対策【舞台本番で演技の基礎を実践できた】

s-S__113336330.jpg 演技だけ、ダンスだけ...では、ダメなんだ!
そのつなぎの大切さ、そして
そのつなぎこそ「役者がうめる必要性がある」と実感した受験生Mちゃんのレッスンレポート

いつでも役を忘れるな!

先月のレポートにも書いた通り、現在は間近に控えた初の大舞台に向けて稽古を重ねている最中です。
ある日、稽古中に「ホテルマンに見えない」と指摘されました。
また、指摘されるタイミングはダンスとダンスのつなぎ、ダンスと演技のつなぎ部分に多いことに気がつきました。

つまり、私は演技以外のところで "役を忘れていた" のです。
劇中で少しでも演じる人の素が出てしまっては、その瞬間に物語の世界観を壊してしまいます。

こうなる原因として考えられるのは、【ダンスだけやる時】と【演技だけやる時】とでそれぞれを区別して稽古していたからだと思います。
そのため、"物語中は常に役として生きている" という意識が薄れていました。

もしくは、見られている意識が欠け、動きや声が小さくなり、見ている人に演じていることを伝えられていなかった可能性もあります。


これらを改善するために
①複数のシーンを飛ばさずに流れで通す
②シーンの終わりと初めの"つなぎだけ"を稽古する
③みんなとの稽古では声を大きくする

①と②でつなぎも演技を忘れないという意識付けをし、③で役であることを誰が見ても明らかにするという狙いがあります。

本番までの時間は残り僅かですが、少しの間でも台本を読み返したり、場面ごとの役の心情を考えたりして、時間を有効に使いたいと思います。

ダンスを舐めてかかるな!

s-S__113336328.jpg 次に、ダンスに関する反省点です。
最近は既に決まっている劇中のダンスを練習することがレッスンの主軸となっています。しかし、練習しているうちに、自分の心に【慣れ】が生まれていることに気がつきました。

ダンス練習をしている時に「そこの振り違うよ」と指摘される頻度が増えました。 その時やっていたダンスは、自分では完璧だと思っていたところが多かったため、動揺し、修復に時間がかかってしまいました。

なぜこのような事態になったのか、可能性のある思考回路を挙げて、それぞれ解消してみることにしました。

1つ目の思考回路は、出来ないところを完璧にしたいという思いから「まず出来ないところを出来るようにしないと!」という目先のことに囚われていたということです。
この場合、出来ないところを直すことに専念するのは良いことです。しかし、出来る出来ない関係なく、全体を見直して、練習の時間配分を調節する必要があると思います。

2つ目の思考回路は、無意識のうちに「ここは出来てるから大丈夫だ」と切り捨て、その部分を勝手に端折ったり手を抜いたりしていたということです。
この場合、非常に恥ずかしい状況です。自分の能力を過信し、努力を怠った証拠だと思います。先生が見本として見せてくださる動き一つ一つをじっくり観察し、受け取った情報を自分に落とし込んでいく必要があると思います。

そうして出てきた改善策は
①苦手なところは多く練習するが、1度は必ず最初から通す
②少しでも気になったところはそのままにせず、続けて3回出来るまで練習する
③見本の動きをじっくり観察する
④音楽で踊ると流れてしまうので、自分でカウントを数え、動きを確認しながら踊る

最近は特に演技でのダメ出しが多く、そちらに意識を向けがちでしたが、ダンスでもまだまだ問題が多いということを今回再確認しました。
これからはもっと自分の課題に向き合い、レベルアップしていきたいと思います。

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