今年も...また...もうすぐ始まります...発表会稽古
先日、子供のご父兄の方にこんなことを聞かれました。。。
『うちの子、出て大丈夫ですか?』
『どうしてですか?』
『ホラ...あの通り...集中力もないし...せんせーのおっしゃっていることも...よく聞けていないし...』
私...自信を持って言いました
『ですから...是非出てください！』
子供...特に...幼稚園や小学低学年の子供が...集中力ないの...当たり前です
だから...集中力をつけるために...お稽古するんです！
体力はモチロン！集中力や対人関係の構築というのは...
机の上でどんだけ理屈をこねても...成長しないんですよ。。。
『やること』でしか『成長』しない。。。
大人も...同じような質問をしてきます。。。
『ついていけますか?』
...『ついていけないから稽古する』んです。。。
『ついていける』...つまりは『現時点で出来ること』をしていても...
『成長』はしません。
『上達したい』なら...『ついていけない』事に
『必死になってついていく』ことをしなくては...
一生ついていけません。
私のクラスでは...回りもの教えていますが...
回りものの稽古は...正直...好きではありません。
どちらというと...苦手です。。。
出来ないと...悔しいし...
出来ないと...人より多く注意されるので...正直凹みます
でも...だから...稽古しています。。。
机の上でどれだけ『回りもの』について語っても...回れるようにはなりませんから...
発表会の稽古は...通常のクラスや大明の稽古よりも...かなり細かく注意されますし...
肉体的にも精神的にも...楽ではありません。
でも...通常のクラスとは比較にならないほど...
多くの人との交流が出来ます。
誰かが何かできないことがある時...
周りの人が一緒に練習してくれたり、
『頑張ろうね』と励ましてくれます。。。
通常のクラスでは...他人の面倒まで見てくれるクラスメートは少ないでしょうが...
発表会稽古では...より多くの人が手を差し伸べてくれます。
...だから頑張ってついていける
対人関係も同じです。
長い稽古期間中...どうしても『表面的付き合い』だけでは済まされないことも...増えてきます。。。
他人とどう関わればいいのかは...その人その人によって違いますよね
でもそれは...その人その人が...一つ一つ『試さないと』わからないことばかりです。
...発表会稽古期間中...小さなイザコザもあります。。。
でも...それは一つ一つ『試している証拠』ですから...
そういうイザコザで色々な『想いをする』というのも...
実は...大事な経験だと思っています。
『イヤな想い』や『良かった想い』などは...自分が具体的に経験するから
『他人を思いやれるようになる』んだと思います。
結局は...どんなイザコザでも...本番の前には...必ず...良い方に解決されてきました。。。
発表会稽古で見につけた体力や精神力や人間関係構築力は...
その他の場所でも...かなり役に立つと思いますよ
『一回り大きなる...って感じですかね』
違う子供のお母さまと...昨年の発表会稽古を振り返って...
そんな話をしました。。。
特に子供たちの場合は...発表会稽古でかなり...精神的にも大きく変わるようです
色々な諸事情もあると思いますから...不参加は仕方ないことですが...
『発表会』には『ダンス』や『演技』の【技術アップ】以外の
【人間力アップ】の効果があると...思いますので...
是非参加してほしいものです。。。
