池袋西口 ダンス・演技・子供ミュージカル・体幹トレーニングやアイドルをトータルで学べる【Izmic Be STUDIO】（イヅミックビースタジオ）

1.オーディションの種類

オーディションには、大きく分けて、
一般公募のものと非公開オーディションのものがあります。
一般公募は、事務所所属でなくても、年齢や身長など条件が合えば、
誰でも応募資格があるもの。所謂、オーデイション情報を調べた際に、
ネットで誰でも情報を閲覧することが出来るものです。

非公開オーディションとは、
事務所や劇団所属者のみで募集されるオーディションです。
ネットで探しても募集要項を閲覧することはできません。

では、事務所や劇団に所属していないとダメなのか・・？
と言われるとそうではありません。
たしかに、情報の多さという面では、
オーディションを受けられる数が多少多くなるのは、事務所所属者です。
ですが、事務所所属に関係なく合格している子もたくさんいます。

2.必要なレッスンは？

歌・ダンス・演技
ミュージカルでは、オーディションの為というよりも、
本番で必要なものは経験しておいた方が良いと思います。

未経験でも応募自体は可能ですが、
実際のオーディション内容から、
これはちょっといきなり未経験ではまず問題を理解するのが難しいよ。。。
振付ビデオから振付を起こせないよ・・・
というものもあるのが現状です。

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アニー

言わずと知れた、ミュージカル子役の1番の憧れミュージカル
2024年4月に公演2000回を迎えました。

1.オーディション時期

■孤児役
公演期間：毎年４月末〜５月ゴールデンウィークまで（東京）
８月中に地方公演あり

８月下旬頃募集開始９月半ばまでに書類エントリー
９月下旬頃までに動画エントリー
１０月頃以下の対面審査
一次審査・・・歌
二次審査・・・ダンス
三次審査・・・ワークショップ審査
最終審査・・・演技・歌など

■ダンスキッズ
１０月頃募集開始
一次審査・・・書類審査（１０月〜１１月中旬）
二次審査・三次審査・・・実技審査（１１月末の２日間）
※過去のオーディション情報を参考にしています。
年によって異なる場合があります。

2.アニーに合格するには

クラシカルアニーと言われる篠崎先生の演出から
2017年に山田和也先生・広崎うらん先生の演出になってから
オーディションの課題曲なども変更になり、
最終審査の前にエチュード審査というものが加わりました。

何年も上演されていて、イメージがつきやすいからこそ、
今まで見たアニーのコピーになってしまいがちですが、
ここで大切なのは、【自分なりの表現】が出来るかどうかです。
ただ感情を出す！だけでなく、どんな風にその感情を表現するのか？

没個性の演技表現が堂々と出来るかは、最終審査に進む前の鍵ですね。

歌・ダンス・演技 アニーオーディション突破のコツは→コチラをクリック

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劇団四季

超ロングラン公演で子役キャストは新メンバー加入と卒業があり、
オーディション頻度も１年に２回ほどある公演もあります

1.アナと雪の女王

今、ミュージカル子役女子の間では、
1番人気の役がアナ雪のヤングエルサとヤングアナではないでしょうか。

アナ雪のオーディション課題は、今までの四季子役オーディションと異なり、
一次審査の動画課題のテーマが通常の自己紹介動画ではなく、
「どんな雪だるまと遊びたいか」
「好きな動物とその理由」
「好きな給食のおかずとその理由」など
毎回変わっていることから、とてもチャレンジングな製作陣といった印象があります。

Izmic出身の子供達の回を観劇いたしましたが、
演出もそれぞれ違う箇所があり、子役の演技に関しても、
大まかな流れは同じものの、それぞれの子供達の持ち味が出ていたりと、 キャストによっての違いもありました。

このことから、製作陣は従来のいわゆる劇団四季イメージのコピーではない、
毎回新しい才能に出逢おうとしていることが伺えます。

本選に行くと、台詞・歌のほか、質疑応答もあります。
集団面接で挙手制だったり、個別面接だったりと、
その時その時で形式は変わるようですが、
どんな質問がきても会話できるようなレッスンは必要といえますね。

オーディション時期は、最近ですと年に２回ほど。
現子役キャストの卒業タイミングや身長バランスも関係してきますので、
募集がない時期もあるかもしれません。
アナ雪オーディション合格者が行ったレッスンは→コチラをクリック

2.ライオンキング

ヤングシンバ・ヤングナラは、昔から子役の登竜門ですね。
今活躍されている俳優の池松壮亮さんや、
K-POPアイドルLE SSERAFIM宮脇咲良さんも出演経験があります。

身長制限はあるものの、９歳以上から受けられる劇団四季の中では、
比較的大きいお子さんも応募資格がある作品と言えると思います。

書類と一緒に送る動画は、劇団四季の定番の自由動画のほか、
ヤングシンバのみアクロバットや体操・ダンスなどの身体表現動画も必要になる点が、
他の劇団四季子役と違うところです。

ヤングシンバを目指すお子さんは、演技や歌の他、
身体表現にも相当力を入れておいた方が良さそうです。

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ピーターパン

年に１度の夏のファミリーミュージカルと言えばこれ！
７月末の東京公演を皮切りに、地方公演も行われています。

1.新演出でどう変わった？

2023年のピーターパンから、演出家が長谷川寧さんに変わりました。
長谷川さんは、冨士山アネットの主宰で「ダンス的演劇」という
独自の世界観を持たれた演出家の方で、
従来世間がイメージするファミリーミュージカル「ピーターパン」と、
雰囲気がガラッと変わりました。

台詞術ではなく、身体表現にかなり重きを置いていて、
あるインタビューでも、「例えば、ネバーランドの住人の動きにも特徴を持たせている」など、語っています。
そういった「身体の態度」を見せることに拘っていると仰っていました。

2.気になるオーディション内容は？

ピーターパンに関しては、事務所や劇団所属者のみの
非公開オーディションのため、一般公募はされていません。

ですが、長谷川さんのご経歴や実際の2023年度版ピーターパン
実際にオーディションを受けた生徒から話を聞くと、
「あ〜なるほど・・・そういうことか」と思うことばかり。。。
長谷川版ピーターパン、まだまだ歴史が浅いだけに、
これからも進化し続けそうです。

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くまの学校ミュージカル

毎年夏に公演している人気のジュニアミュージカル
メインの役のほか、妖精役も数種類あり、アンサンブルもあり、
募集人数が多いことも特徴です。

1.オーディション時期

毎年大体８月末の公演
募集開始時期：３月〜４月頃
一次審査：書類・動画審査（４月中〆切→通過者は５月上旬に連絡）
二次審査：対面・実技審査（５月中旬頃）
※過去のオーディション情報を参考にしています。
年によって異なる場合があります。

2.必要なレッスンは？？

毎回課題は変わるようですが、歌・ダンス・演技全ての審査を行なっています。
一次審査の課題は、歌唱とダンスは自由曲で
演技は台詞課題が２種がありました。
１つは、１人芝居。もう１つは、掛け合いですが、相手役がいる想定で演技をする課題です。
注意書には、キャラクターを演じるのではなく、「普段のあなた」に近いイメージで演じること。
台詞だけでなく、表情や動きも審査対象になることが記載されています。

歌唱・ダンスも自由、演技では自分らしくと記載されていることから、
その子独自のキャラクター性、オリジナリティを重視していると言えるでしょう。

二次審査では、また違う台詞課題や課題曲での歌ダンス審査が行われる年が多いかと思います。

特に、演技で動きながら演じるというのは、お稽古していないと、
難しいかもしれません。
歌やダンスにが得意な〜・・・と応募資格に記載してありますが、
演技で動けるか、しかも「自分なりの表現で」できるかどうかも重視してレッスンに取り組むと良いでしょう。

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冒険者たち

基本的に全役ダブルキャストで、チャレンジしやすく、
毎年夏に行われる有名ミュージカルです。
小学２年〜高校３年生まで応募資格があり、主役も含めて公募で募集しています

1.オーディション時期

募集開始時期：２月上旬〜２月下旬
一次審査：書類・動画 歌唱審査（２月上旬〜２月下旬） 二次審査：対面審査 ダンス他（４月上旬の２日間） 稽古は５月から土日祝を中心に開始し、
夏休み中は平日開催など、比較的稽古期間が長期間であることも特徴です。
※過去のオーディション情報を参考にしています。
年によって異なる場合があります。

2.必要なレッスンは？

どのキャストも、歌・ダンス・演技全てにおいて出番が多い印象があります。
募集要項にも、
全キャラクターに台詞があり、作品の中で重要な役割を担います。
しっかりした技術と強い個性、全員で協力して作品を一緒に作っていける協調性のあるキャストを求めています。

としっかり記載されています。

未経験でも応募可能な公募オーディションですが、
演技、ダンス、歌においても、「技術」と「個性の強さ」は、
ジュニアミュージカルの中でもピカイチのものを求められるでしょう。

ダンスに関しては、対面課題の振付も、実際の本編のダンスシーンでも、
ジャズダンスの基礎テクニックであるターンやバットマンが取り入れられています。
募集要項に記載の通り、「しっかりして技術」を習得するためのレッスンは、
絶対必須ですね。

また、有名ミュージカルなだけに、経験のあるミュージカルキッズ達も
沢山受けているので、その中で太刀打ち出来るようにするための「個性を出す」レッスンは必須です。
パターン化された演技ではなく、自分ならどうするか？
これは、アニーでも、冒険者でもどのオーディションでも求められることですね。

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トイピアノ ミュージカル

2021年スタートの新しいミュージカルです。
魔法を題材にしたファンタジックな２.５次元に近い世界観が特徴です。
８月中旬に公演を行っています。

1.オーディション時期

募集開始時期：３月中〜４月中
一次審査：書類審査（３月中〜４月中） 二次審査：実技審査 歌唱・ダンス・演技（４月下旬） 三次審査：面接・追加実技（該当者のみ）
※過去のオーディション情報を参考にしています。
年によって異なる場合があります。

2.必要なレッスンは？

歌唱、ダンス、演技、全て事前課題があるものですが、
そこでどれだけ個性を出せるかが勝負です。
くまの学校、冒険者たちでもそうですが、
子供の出演者がとにかく多い舞台においては、
「なんだかみんな同じだね」と没個性になりかねません。

もちろん主役以外のキャスト募集もあり、
また歴史が新しい舞台なので、合格のチャンスは高いかもしれませんが、
その中でも主役級での合格を狙うのであれば、
頭ひとつ飛び抜けた個性が必要といえます。

また、二次の対面審査では、歌、ダンス、演技の課題は、
自分のタイミングで行うように指示が出されたそうです。
戸惑った子供たちも多いそうですが、
一回で指示を聞き取り、理解し、遂行する癖もつけておくと良いでしょう。

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ビリーエリオット

珍しい！男子が主役のミュージカル
２年に１度の公演ペースでかなりしっかりとした稽古を積むことでも有名です。

1.近日公開

お楽しみに

2.近日公開

お楽しみに

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マチルダ

2023年に初の日本公演を迎えました。
次の公演はいつ？！とミュージカルファンの心を掴んで離さない注目のミュージカルです。

1.近日公開

お楽しみに

2.近日公開

お楽しみに

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東宝ミュージカル

レ・ミゼラブル、モーツァルト、オリバー！など
帝国劇場系の老舗ミュージカル。
メディアでも活躍する超有名俳優さんとも共演出来るチャンスがあります。

1.近日公開

お楽しみに

2.近日公開

お楽しみに

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まとめ

演技、歌、ダンス・・・すべてを網羅するミュージカル。
ここ最近で、演出家の方が変わったり
「個性を重視します」というタイプのオーディションが増えてきたように感じます。
ミュージカルが世の中にさらに浸透し、
ミュージカルファン以外にもその輪が広がってきているという世の中の流れもあるでしょう。
２.５次元をはじめ、本当に公演自体も増えてきた印象もあります。
目指す人が多いからこそ、今まで見てきたもののコピーではなく、
あなたならどうするの？といった個性重視の考え方になってきているのですね。

この「あなたならどうするの？」は考えて行動する癖をつけないと、
なかなか難しいです。誰しもが周りの様子を伺うのが普通なので、
いきなりは出来ません。
だからこそ、「自己表現」「個性」「自分で考える」お稽古は日々のコツコツとしたお稽古で培っていきましょう。

この記事を書いた人

IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元（㈱）アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている

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