受験対策のレッスンを経て、 演劇系大学に進学したRクン
学生生活の中で始めたアルバイトで、演劇に通ずる【人との関り方】についての
気づきをレポートしてくれました!
演劇で大切な【お客さんを楽しませること】を日常で感じる
大学生になり、アルバイトを始めた。
大型フィットネスジムのインストラクターだ。
仕事内容は、マシンの使い方の案内やトレーニングのサポートなど多岐にわたるが
最も大切な仕事は、お客様と会話することである。
会話をすることで、ジムに通う動機を作ったり
情報を引き出しそれに基づいたアドバイスをすることができるのである。
個人的にこの仕事をこなす中で生まれる悩みの大半は
お客様との会話が広がらない、ということなのだ。
これについて最近、自分の特性と、改善できる点が見つかったため、まとめていく。
◆現状の自分◆
・他人への関心が薄い。
→私は、どんなにつまらない話でも親が親身に聞いてくれる環境で甘やかされたため、自分が一方的に話してしまうことが多い。
裏を返せば他人の話を聞いてこなかったということである。
そのためあまり自分のことを喋らないお客様に喋らせようとしても
そもそも関心がないため「何を聞けばいいんだろう、、、」となってしまっている。
・自信がない
→スポーツジムでは専門的な知識を扱う必要が出てくる。
食生活や筋肉のことについて指導する場面では、わからないことを聞かれるのが怖かったり、間違ったことを言わないか不安で自信がなくなり、テンションが低くなってしまっていることが多い。
◆これらについての改善案◆
1、会話をオープンクエスチョンにする
→今までの会話では、こちらの喋りたいことに向かって誘導する「クローズドクエスチョン」を行っていたが、どんなことでもお客様の情報を引き出すことが優先であるから、これからは会話に「なんで」を積極的につけてみる。
2、笑う
→人間は作り笑顔をし続けると本当に楽しい気分になってくるという研究があるため、指導の際は思い切り笑顔で接客してみる。
そのためには接客時でなくとも多少口角を上げておいて、テンションを上げやすくする必要がある。
◆やること◆
1時間に一回は笑顔の確認をする。
接客時には「なんで」を1分あたり1回以上使うようにする。
この仕事は、スタジオの演技レッスンで学んだ【演技の基本】
よく見る
よく聞くしっかり感じる
それを、上機嫌で
に通ずる。
ジムのスタッフが担当するスタジオレッスンもあるため
今後はレッスンを持てるように、精進していきたい。