体のクセ、思考のクセを直すことが
非常に大変!でもそれが、「自分のレベルアップに必要」
と本番舞台の受験対策を通して知ることができた受験生のHちゃんのレッスンレポート
自分がやりやすいように動く癖をなくす!
●振り返り
先月のレポートで、今月の25日に行われる発表会に向けた練習について書いた。
その中で「実際に本番で使う会場での練習は貴重」といった内容を書いた。
今月はこれを実感することが多かった。
●気付き
本番と練習では服装や環境(広さ、床、周りに見えるもの)が全く異なる。
そのため色々な方向に意識が分散してしまい、思うように動けなくなってしまう。
●学び
普段の練習で120%の力を出しておかないと、会場でやった時に他のことに気を取られて全く動けなくなってしまう。
また、普段の練習の環境に慣れてしまうと癖がついてしまうため、実際の広さや距離をイメージした練習が必要になる。
これは私が練習の中で何度も注意を受けたことなので今後も気を付けなければならない。
●今後
今回の本番はもう2日後に迫っているが、自分はもっと衣装を着て練習すべきだったと思う。
衣装を着ていると、捲れないように動きに気を遣わなければならなかったり、素材の問題で動きにくかったりすることがある。
それによって意識が散漫になってしまうからだ。
今までのことはどうにもできないが、今後このように舞台に立つ時のための学びになったと思う。
また、これからは自分がやりやすいように動く癖をなくしていく。
普段の練習でも実際の環境をイメージしながらやることは大切なことだと度々実感した。
実際は奥の方から出てくるのであればその分の距離を動いているイメージをしないといけないし、本当は階段を下がっているのであれば移動にかかる距離を現実的に計算しなければならない。
そして「こうすれば良かったのに出来なかった」と思うだけではなく、「次は前回の失敗を踏まえてこうしよう」と捉えて前向きな学びに繋げていきたい。
状態は伝わらない
●振り返り
自分が演技をしている動画を数日置いて冷静に見て振り返りをした。
●気付き
自分でもショックを受けるほど、表情や動きから感情を読み取ることが出来なかった。
自分では感情を作っているつもりでも何を考えているのかが見えず、遠くから見ると更に伝わらないだろうと思った。
●学び
以前にレッスンで「状態は演技することができない」ということを教わったことを思い出した。
「悲しい」や 「焦っている」は状態であって、自分が思っているだけでは当然見ている人には伝わらない。
悲しい▶️下を向く、しゃがみこむ
焦っている▶️動きを早くする、下半身を動かす
など、自分の感情を行動に落とし込むことで人に伝わる演技になる。
改めて、レッスンの内容をこのような演技に応用しなければならないと感じた。
●今後
まだまだ足りてはいないが、以前よりも状態を行動に移すことができるように心がけている。
相手の話を聞きたい▶️足を動かして近寄る
驚いている▶️顔を見合わせる
と考えて動くようになった。
私は表情の変化も乏しく、自分で思うよりも大袈裟なくらいにやらなければ相手に表現が届かないことを痛感している。
以前レポートで笑顔の練習について書いたが、どんな表情でももっと大きく顔を動かせるようになりたい。
今までは夜のストレッチの後に3分間笑顔の練習をしていましたが、今後は笑顔だけではなく「喜怒哀楽」を表情で作れるようになりたい。