自分の殻を破るなら感情レッスン!
私は日常生活において、自分の意見を言ったり、誰かに相談事をしたりなどの【自分をさらけ出す】ということがとても苦手でした。
私のこの性格は、自分の整った面を見せたいばかりに、顔をぐしゃぐしゃにして泣いたり、口を大きく開けて笑ったりという思い切った演技をする上での足枷となり、私の頭を悩ませていました。
そんな時、演技レッスンにて思い切った表現ができるようになる【感情解放トレーニング】を教わりました。
このトレーニングは
①ひとりでスタジオの真ん中に立つ
②他の人は壁際に座って見る
③笑い→泣き→怒りなどの感情を身体や声を使って全力で表現する
という手順で行います。
このトレーニングの根底には【表現を無理やり変えると内面が変わる】というテーマがあり、実際これを行ったことによって、顔や身体の緊張がほぐれ、終わった後にスッキリとした感覚が残りました。
また、このトレーニングを全力で行うことで、「これ以上失うものは無い!」という気持ちが芽生え、スタジオにより居やすくなったように思います。
このトレーニングを行ったことで【自分をさらけ出す】ことには成功しました。
しかし、同時に受験合格に向けての課題も見つかりました。
それは、【感情を切り替える能力】を身につける必要があるということです。
笑い→泣きの時など、どうしても泣きの感情に自分を移しきれず、涙を流せないことがありました。
これを身につけるためには、たくさんの練習が必要です。
スタジオや家の中で笑い→泣き→怒りの切り替えを何度もやり、身体に定着させることが大切だと思います。
受験までまだ時間はあるけれど、だからといって油断せず、努力を重ねていこうと思います!
私には【見る力】が足りない!
私は1度新型コロナウイルスに感染し、喉に症状が出て声が出せない時期がありました。
そんな中スタジオには行けないので、私はオンラインでレッスンを受けました。
いづみ先生は、私の声が出ないことを考慮し、他のメンバーがレッスンしているところを見て、自分が思ったことや「もっとこうした方がいい」などのアドバイスをLINEで伝える役割を与えてくださいました。
しかし、私はその時ほとんど何も送れませんでした。
自分はなぜ意見やアドバイスを送れなかったのか...
自分の頭の中を深堀りしていくと、その理由は【悪い所が的確に分からなかったから】という結論にたどり着きました。
いづみ先生のレッスンで、演技の基礎は【よく見る・よく聞く・しっかり感じる】だと何度も言われてきました。
頭ではしっかり覚えていて、理解しているつもりだったのですが、いざ見る側の立場になってみると、自分は演技の基礎を習得しきれていないことに気づきました。
アドバイスができないということはつまり、【よく見る力が足りない】ということだと思います。
自分では見た気になっていても、本当は隅から隅まで見れていない状況だったのです。
私はこれから、よく見る力を養うために
①日々のレッスンで他のメンバーを見て、それぞれの癖を見つける
②通学路などで見た人のポーズを真似する
に挑戦してみようと思います。
これらのことを意識して、【よく見る癖】をつけていこうと思います!