演劇系大学 受験対策で、演技・ダンス・体幹トレーニングのレッスンを続けている高校2年生Dちゃん
今月は、レッスンの成果を大きく感じた月だったようです。
緊張を笑顔に変える
学校の授業で、英文のスピーチをしました。
私は昔から人前に立つことがとても苦手です。緊張で手や足は震えるし、ひどい時は涙が出たりすることもありました。
しかし、今回は今までとは異なり、笑顔で楽しくスピーチができました。
なぜそのようなことが出来たのか。
ずばり、その答えは2つです。
それは、「緊張のドキドキを楽しいのワクワクに変えられたから」と「緊張しているのは自分だけじゃないと思えたから」です。
これらの言葉は、私がスタジオに入会した時からいづみ先生に散々言われていたものです。言われた当初はよくわからなかったのですが、今回はそれを深く感じることができました。
また、今回のスピーチで私は「聞いている人達の目を見て話すこと」を心掛けていました。私は今まで、緊張すると目線が宙を泳いでしまったり、恥ずかしさのあまり下を向いて、声が小さくなってしまうことがよくありました。
そこで、スタジオで「相手の目を見るレッスン」をしたことを思い出し、聞いている人達の目を見れば、目線が前方に定まるのではないかと考えました。すると、みんなが優しく、真剣な眼差しでスピーチを聞いてくれていることを感じて、自然と緊張が解けていったのだと思います。
こうして私は無事にスピーチを終えました。
先生からの評価も好調で、自分の成長をひしひしと感じました。
そして、自分にとって大きな壁を乗り越えたからこそ、新たに見えてきた課題もあります。
それは、「冷静さを欠いてしまった」ということです。楽しくできたのは良いのですが、逆にテンションが上がりすぎてしまったため、全体的に落ち着きがなく、少し空回っていたような気がします。
それを克服するために、私は学校の授業で積極的に発言し、私の中では少し抵抗のある「学校で声を出すこと」に慣れていこうと思います。そして、いついかなる時も自信を持って表現ができる人間になれるように頑張ります。
自分で答えを考える
私はGW中に開催されていたワークショップに4日間参加しました。
そこで私が気付かされたのは、「その場で考えたことを発信することが苦手」ということです。
予め用意された文章や歌ならば、なんとか振り切って"演技"をすることはできます。
しかし、自分で人物の背景を深く考えたり、相手の言葉を受けて返答を考えるという場面になると、途端に頭が真っ白になってしまうのです。
これは、誰かと会話する時にも同じことが言えます。私が人と話すことが苦手なのは、相手の言葉を受け取って、それにどうリアクションしていいのかわからず、自分の答えに自信が持てなくなってしまうからです。
私はそんな自分を変えたいと思っています。
私は今回のことを受けて、自分にはその場で答えを考える「頭の柔軟性」と、そして何より「自己肯定感」を培う必要があるなと感じました。
これらの力は全て、このスタジオでレッスンを受け続けることで自ずと身につけられる力だと思います。
【頭の柔軟性】は、色んなことを考えたり、人の意見を聞いたりすればするほど、思考回路のレパートリーが増え、鍛えられていくものだと思うので、スタジオでのレッスンを今よりも真面目に受け、たくさん頭を使っていこうと思います。
【自己肯定感】は、スタジオでよく行う"フィードバック(反省)"を積極的に発表することで「自分の意見を言えた」という成功体験を積むことが出来ると考えられます。
もちろん、上手く伝えられなくて失敗することもあるかもしれませんが、失敗は挑戦した証だと捉えて、前向きに考えていきます。こうすることで、自然とポジティブ思考を癖づけることができると思います。
いづみ先生のレッスンでは、自分で答えを考えさせるものが多くあります。この機会を決して逃すことなく、自分の糧にしていかなければなりません。
今ははまだ経験不足でわからないこともたくさんあります。
しかし、それを言い訳にせずに、必死に考え、自分なりの答えを探すことに尽力したいと思います。