レッスンで 自分に足りないものに気づけた!
演技レッスンで、「戦争の情景を想像して涙を流す」というレッスンをしました。
私はどこか他人事のように感じてしまい、涙を流すことは出来ませんでした。
私は、役者さんが涙を流すシーンでは別のことを考えて泣いているのだと思っていました。
しかし、実際は【役の心情】【その状況】などを深く理解し
それらに"共感"し
その役になりきっているのだと知りました。
そこで気がついたのは
私に足りないのは【深く想像する力】と【諦めない力】だということです。
◆深く想像する力について◆
提示された問題を自分の力で細かく分解し、しっかりと理解し、"自分が実際にその現場にいる"と思い込むということです。
自分がその現場にいたら
どんな感情が生まれるのか
どんな行動をとるのか
などを考えることで、その役により【共感】することができると思いました。
この力をつけるために...
日頃から「道行く人の心情を想像する」ということをしてみようと思います。
その答えが本当に当たっているのかどうかなどはどうでも良く、その行為に意味があります。
日常的に深く想像することを意識して生活すれば、少しずつでもスキルアップしていけると思います。
◆諦めない力◆
提示された問題
について「考えることを放棄しない」ということです。
言い換えると「集中力が無い」と捉えることも出来ます。
これは、私が問題を他人事のように感じてしまう1番の理由です。
きっと、考えているうちに何が何だかわからなくなり、途中から別のことを想像して涙を流そうとしてしまっていたのです。
この逃避癖を直すために
学校の勉強で分からない問題があったとしても、初めから諦めるのではなく
「最後までやり切り、取り組んでみる」を目標にしてみようと思います。
受験がゴールじゃない!表現活動・学ぶことの大きな意味を見つけた!
先日ダンスレッスンの際に、いづみ先生が
「レッスンを受けて"上手くなろう"という気持ちが感じられない」と仰りました。
私はその言葉にハッとしました。
レッスンを受け始めて約3ヶ月
私は、何かが出来るようになることも無く、成長できているという手応えを感じられずにいます。
その現状に、「このままやっていても意味が無いのではないか」
という気持ちが芽生えて居ました。
だんだんレッスンに行くのが億劫になっていて「その場をどうにか上手く切り抜けよう」という気持ちもありました。
そんな中途半端な気持ちでレッスンに臨んでいる自分にも、イライラしていました。
そんな私を察したいづみ先生は
「受験をゴールだと思わない方がいい」と仰いました。
受験がゴールではなく、これからの将来をよりよく生きていくために必要な技術を身に付けるという気持ちで臨めば良いということです。
将来自分がどんな道に進むのかはまだ定まらないため、もしかしたらダンスの実技の技術は使わないかもしれません。
でも何事にも意欲的に取り組み、前向きな姿勢で臨む癖がつくことは、将来の自分にとても意味があると思いました。
演劇を通じて 自分が好きな自分になろう!
私は入会してから今まで、スタジオに行くのが怖いと感じていました。
スタジオに行く前は必ずお腹が痛くなっていたし、休みたいと思ったこともありました。
また、普段日常生活で自分をうまく出すことが苦手です。
お芝居は好きだけど、もしかしたら「演劇を突き詰めて学ぶのは、向いていないかもしれない...」
と、思ってきてしまいました。
そう思っていたある日、先生とお話する時間が出来ました。
私は、正直に自分の気持ちを話しました。
すると、いづみ先生は
「あなたみたいな人ほど"演技のレッスンは向いている"」と仰いました。
日常生活で自分を上手く出せない人ほど、演技のレッスンの最中だけでも自分を出し、自分を出すことに慣れていくことが良いということです。
私にとって、この言葉はとても心に響きました。
この言葉を受けてから、自分が思っているよりも肩の力が抜け
レッスンに行くのも怖くなくなりました。
レッスン中も、リラックスでき、笑顔が増えたことを自覚しています。
イヅミックは、先生に自分のことをお話しできる、相談できるスタジオです。
技術やテクニックだけではなく、悩んだ時・不安になった時は、メンタルの相談もできます。
それが、私にとってとてもうれしかったです。
これからも、自分が好きな自分になれるよう、精進していきます。