3.軽くなる
長時間のデスクワークや加齢、運動不足で、筋肉が硬くなります。
その結果、姿勢が悪くなり、腰痛や肩こりなどを敷き起こします。
毎日を快適に過ごすために重要なポイントは、ずばり!
「股関節の柔らかさ」
身体が動きやすくなると、運動苦手意識も薄らぎますね。
腰痛や肩こりを改善し、軽く動きやすい体をゲットしましょう。
さらば、肩こり、腰痛!
超固い人レベル
超固い人レベルの目安は、
開脚して座った時に、骨盤が後ろに倒れてしまう人です。
足を開いた状態で、骨盤が真っすぐに立つことを目標にしていきましょう。
1.超簡単!お尻歩き
超身体が固い人の【開脚ベター】
何からやったら良いか?
迷ったら、股関節のストレッチからスタート!
股関節はイラストの部分ですが、
股関節そのものに【硬い・柔らかい】はありません。
周りの筋肉をゆるめてあげることで、股関節や骨盤の動きを出す事がポイント
超身体が固い人は、このファーストステップで挫折してしまう事が多いです。
【尻歩き】は、身体の変化を実感しやすく、第一歩目の運動として秀逸。
開脚ベターの、道のりは長いです。
最初は、モチベーションが上がる運動を選んでいきましょう。
◆やり方◆
①足をのばして床に座る
②足首を持って頭を突っ込み、かかとの位置にお尻を運ぶ。
目の前の棒をくぐるように、お尻を運んでいく。
2.壁トレ第一弾
開脚ベターの為の【上半身】見落としがちだと危険
開脚ベターは、床に上半身を着けるのが最終目標です。
つまり、下半身(股関節や骨盤)だけが柔らかくなっても、
ベターとした状態にはなりません。
前屈した時に、背中から両手を伸ばしてベターと、
床に着けるためのトレーニングをご紹介します。
《用意するもの》
サランラップの芯
本(5~10㎝くらい高さが欲しい)
◆やり方◆
①お尻の下に本を置き、骨盤を立たせる。
②腰が丸くならないように、サランラップの芯をウエストの後ろ辺りに挟む。
③頭・背中を壁につけたまま片手を【上↔下】
片手ずつ...1分間を目標に行う
3.壁トレ第二弾
《用意するもの》
サランラップの芯
本(5~10㎝くらい高さがベスト)
◆やり方◆
1.5リットルのペットボトル(少し水を入れる)
①お尻の下に本を置き、骨盤を立たせる。
②腰が丸くならないように、サランラップの芯をウエストの後ろ辺りに挟む。
③頭・背中・ペットボトルを壁につけたまま、身体を左右に振る。
4.秘密兵器・ゴムバンド
結果が出ないと諦めそうな人は...
諦める前に【秘密兵器・ゴムバンド】使ってみて下さい
<ゴムバンドで得られるメリット>
①正しいポジションに入りやすい
②筋肉に意識が入りやすい
③強度の変化でレベルアップが出来る
先ずは、基本の【股関節の可動を広げる】事から始めていきましょう。
コツは、開きたい股関節にアプローチすることを大切に、最初はゆっくり行いましょう
◆やり方◆
①足を開いて床に座り、両手は身体の後ろにおいて置く。
②固い方の股関節の膝の上当たりにゴムバンドを引っ掻ける。
③逆足の足裏にもゴムバンドを引っ掛け、固定させる。
④骨盤を丸めないように、お腹を引っ込める。
背中を丸めないように意識しながら、固い方の膝を開閉する。
普通レベル
骨盤が立つようになったら、いよいよ
開脚ベターも目前です。
身体を前に倒すために
・足の内側
・お尻
の筋肉を伸ばしていきましょう。
1.秘密兵器!雑巾がけ
《用意するもの》
雑巾または、タオル
◆やり方◆
①床に、開脚で座り片方の膝を曲げる
②身体の前で、雑巾がけをする。できるだけ手を伸ばして遠くへ。
③正面をやったら、右や左の方向も行う。
反対の足も行う
2.1分集中!強い股関節作り
◆やり方◆
①膝立ちをし、左足を横に伸ばす
②右手耳の横にのばし、左へ倒す
③体を戻したら、両手頭の後ろにし、股関節から体を前に倒す
④体をおこし、戻す
⑤体を右へ倒して戻す(5回くらい)
⑥両手を腰に置き、伸ばしている右足の膝を曲げる、伸ばす(5回くらい)
反対の足でも行う
3.180度開脚までもう少し!ハーフカットトレーニング
《用意するもの》
ハーフカットのストレッチポール2つ
・基本姿勢
ハーフカットを用意
縦に置いて股がる様に座り、膝を開き、かかとをつける
くるぶしが床に着かないように。
◆やり方◆
①両手は床
背筋を伸ばし、両手は床についたまま、骨盤を左右にふる。
②両手を左右に広げる
両手を横に広げます。
骨盤を左右に揺らす
③ハーフカットを持つ
もう1つのハーフカットを両手で持ち、腕を伸ばす
ハーフカットが、動かないイメージで骨盤を左右に動かす
④手を回す
片手を上げて、横に倒し、そのまま、ぐるっと回す
もう片方の手は床に着いて安定を作る。
逆の手も同様に行う。
4.これなら毎日できる!楽々トレーニング
ストレッチポールの半分の【ハーフカット】秀逸です。
・使い方がわからない方
・トレーニングがマンネリ化している方
・身体がかたいけど開脚ベターしたい方
ハーフカットで魔法のストレッチをお伝えします
ハーフカットがない場合は、厚めの本やバスタオルを丸めたもの等でも代用できます。
トレーニングそのものは楽ですが、効果は期待でいます。
汗をかくトレーニングが苦手な方にもおすすめ〜♪
◆やり方◆
①太ももの下にハーフカットを置く
膝を曲げて、腰は丸くても平気なので、ダラーと前屈する
②お腹を引っ込め、肩の力を抜く
③その状態から、息を吐きながら腰を伸ばしていく。
顎を上げず、肩の力も抜く。
④腰が伸びた感覚まできたら、腰を丸めて元の状態になる
⑤お腹を引っ込めながら、この運動を繰り返す
柔らかい(ダンサー)レベル
骨盤が前に倒れるようになってきたら【最終仕上げ】のトレーニングです。
180度に開脚して、お腹もベターと床に着けるための運動をしていきましょう。
脚を広げた時に、ツッパリ感のでる内腿を中心にストレッチします。
1.ストレッチポールでリリース
多くの効果が実証されてる【ストレッチポール】で【開脚ベター】出来るんです!
通常は【乗る】事で多くの効果があるので有名ですね。
◆ストレッチポールの効果
①姿勢が良くなる
②筋肉がゆるむ
③呼吸が楽になる 等々
エクササイズの、直後から実感できることでも人気のアイテムです。
しかし、 今回は乗りません。【転がします】
◆開脚ベター ポイントは3つ
太ももの後ろ(ハムストリングス)
太ももの内側(内転筋)
股関節
これら全てを効率良く伸ばし開脚ベターを目指しましょう。
呼吸を止めないで骨盤を倒す意識が大切です。
2.ストレッチポールでちょいキツトレーニング
《用意するもの》
空気を少し抜いたボール
ストレッチポール、2本
◆やり方◆
①開脚し、骨盤をたたせて、ボールの上に座る
②両足の下に、2本ストレッチポールをいれ、
両足の膝を曲げ伸ばしする。
3.バランスボールで仕上げトレーニング
《用意するもの》
大きめのバランスボール
◆やり方◆
①横向きに寝たら、足をボールで挟む。
身体が倒れないよう、胸の前で手で支える。
②股関節を開きながら、膝を曲げる。
②その膝を前に倒して、股関節をとじる。
③膝を開いて、元に戻します。
反対の足も行う
まとめ
憧れの開脚ベターを目指して、一緒に頑張りましょう!
ただし、無理は禁物です
痛いを我慢してやりすぎたり、同じ姿勢のまま止まりすぎていると、
逆に筋肉が縮んでしまいます
無理のないように「痛気持ち良い」レベルで、やってみてください。
この記事を書いた人
IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている
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