一日一冊の読書をするだけでは、効果なし!読書時にすべき重要なポイントは?
セリフとは、登場人物の心情を語った言葉です。
心情は、その物語の中で作られていきます。
セリフに真実味をを持たせて上手に話すためには、その物語の理解を深め
人物の心情を理解する必要があります。
そのために、子供クラスでは【一日一冊】を目標に宿題を出しています。
しかし、ただ読めばいいわけではありません。
読書をするだけではなく、より深い理解を促すために
【挿入質問】もオススメしています。
挿入質問は2種類あります。
①事象質問
その物語の内容を質問する。
②心情質問
登場人物の心情を質問する。
更に演技クラスでは、そこから【もし?】を質問しています。
もし、自分なら、どう思うか?
もし、自分なら、どうするか?
挿入質問することで、セリフに実感を持たせていきましょう。
やり方
① 1ページほど声に出して読む。
この時に、子供自身に読んでまらってください。
字が読めないお子さんは、大人が読み聞かせすることになりますが
その時には、過剰に気持ちを入れて読まないように気をつけましょう。
② 【事象質問】をしていく。
その物語に書いてある内容を聞いてあげてください。
答えは、本の中にあります。
理解力、意味が分かっていたか?確認しましょう。
③ 【心情質問】もしましょう。
登場人物の心情を聞いてあげてください。
【なぜ】【どんなふうに】などの形式で質問をします。
発展させていき【もし】君だったら?
と更に、本人の想像力を刺激する質問をしてください。
ここで大切なことは、否定しないことです。
本人が感じたことを、肯定してあげてください。