何気ない行動を意識的に変える事
つまり、演技をするということは、
普段何気なくやっている行動を、
意識的にかつ自然に行う感覚が必要になってくるのです。
台詞がないと途端にオーラがなくなってしまう役者は、
自身の役の存在理由を、台詞や行動に頼っているということが、
往々にしてあります。
自分の台詞・行動ではなく、
相手との関係・周りの状況など、自分を取り巻く環境に意識を向けてみると、
そこにあなたがいる理由が明確になってきます。
セリフに頼るのをやめてみるとどう変わるか?
数字のみで会話するエチュードで、
台本の台詞ではなく、脈絡のない言葉を使うことで、
普段何気なく行っている【相手への意識】を強め、
結果自分の存在を強くする感覚を養うことが出来ます。
話が完璧に通じ合うことが目的なのではなく、
相手の表情や行動によって自分自身のプランを捨て、
相手を受け入れましょう。
相手の話を受けて反応するという何気ない行動も、
やり方
①数字だけで会話をする
②数字で喋った内容を和訳する