バレエの美しいポーズ【アラベスク】優雅ですよね。
片脚で立ち、上げた脚をまっすぐ後方へ伸ばすクラシックバレエのポーズです。
上げた脚と反対の腕を前方に伸ばし、手の先から上げた脚の爪先まで最も長い線を形づくります。
支えの脚はプリエの場合もあれば、ポワント(つま先立ち)やドゥミ・ポワントで立つ場合、ア・テール(べた足)で立つ場合があります。
単体でポーズとしても使ったり、ターンやジャンプしながら、プレパレーションなどにも使われることもあります。
ダンサーの憧れのポーズです。
しかし、ダンサーの身体はその優雅を作るために、アスリート並のトレーニングをしています。
バランスボールを使って行うアラベスクの安定は、股関節のインナーマッスルを使います。
ボールが左右にフラフラし無いように、お腹から足を遠くへ伸ばす意識で行いましょう。
ジャンプで安定しないときは、軸足の屈伸運動からスタートしてください。
アラベスクの種類は4つ
・第一アラベスク
バレエで最もよく出るアラベスクです。
舞台に対して右横を向き、客席側に近いほうの脚を後ろに上げ、軸足側の腕を前に、もう一方の腕を横に伸ばします。
手先は、自分の目の高さくらいまで上げ、目線は前に伸ばした手の先を見るようします。
・第二アラベスク
舞台に対して右横を向き、客席側に近いほうの脚を後ろに上げ、軸足側の腕を横に、もう一方の腕を前に伸ばします。
この時顔の向きは正面につけることが多く、軽い雰囲気の踊りに使われることの多いアラベスクです
・第三アラベスク
舞台に対して右斜めクロワゼ方向に向き、客席側の脚を軸に、もう一方の脚を後ろに上げます。軸足側の腕を横に、もう一方の腕を前に伸ばします。顔は前に伸びた手先の方を向きます。
バレエの優雅な雰囲気が非常によく出るアラベスクです。
・第四アラベスク
舞台に対して右斜めクロワゼ方向に向き、客席側の脚を軸足に、もう一方を後ろにのばします。軸足側の腕を前に、もう一方を横に伸ばします。顔は手先の方を向きます。