体の使い方や動かし方を見直すために、
ダンスクラスや演技クラスの中でも、体幹トレーニングを教わっています。
私は、その度に、
何度も正しい姿勢が取れていないと指摘をされました。
私は、何としてもトレーニングを
最後までやり抜くことが大事だと考えていましたが、
体幹を鍛える上で最も重要なのは、正しい姿勢をとった上で、
今自分はどこを鍛えるために
どこを使っているのかを考えることと教わりました。
そう考えると、いつも以上に汗をかき、
鍛えたい場所が正しく筋肉痛になるようになりました。
確実な上達は冷静さにあった
★演技もダンスも体幹も冷静さを持つ
量をこなすことを重要視していたら、
体幹を鍛えるという当初の目的を見失ってしまいます。
ただがむしゃらに頑張って自分に満足して終わってしまいます。
似たようなことが演技をする上でも言えると思います。
例えば、自分のセリフでお客さんを笑わせたいと思った時、
あまりにも前のめりになりすぎると、
今までの雰囲気とは全く違う空気を生み出してしまったり、
役ではなく素が出てきてしまうことがあります。
これも物語を届けるという
基本的な目的からは、
大きく逸れた自己満足な行為だと思います。
身体表現であっても、演劇であっても、日常生活であっても、
自分の置かれた状況や気持ちをしっかりと感じとって、
目的に向かって自分のやるべきことを、
ちゃんと理解しながら取り組むことが
自分を成長させる近道なのではないかなと思いました。