面接の極意は一貫性
将来のビジョンへの一本道を明確に
受験、就職と バイトを決めるにも面接はついて回りますね。
面接は、その人の能力や技術を見るのではなく、その人を見るためのものです。
楽しく話せたらいいのにと思うものの、
自分らしさを短時間で、初対面の人に話すことは難しいですね。
今日は、日本大学芸術学部演劇学科演技コースの受験生にとっての面接レッスンで、
行ったことの一部をお伝えします。
特技・趣味は正直に書けばよいのですか?
簡単なようで、奥が深い質問です。
個人レッスンを行った受験生の最初の言葉に、絶句しました
私 【自己紹介の特技の欄は書けた?】
受験生 【はい。特技・趣味に、遠投と書きました】
私 【遠投・・・】
遠投が得意なのは嘘ではなくても、これはチョット考えた方がいいですね
嘘をつくことはダメです。
でも、自分の将来のビジョンと遠投が結びつくなら良いのですが、
役者になりたい、表現者になりたくて日芸を受験するのであれば、
遠投ではない、違う、特技や趣味を考えてみましょう
【面接の極意】何を言えばよいのか?
極意は、ズバリ【一貫性】です。
中高⇒大学⇒将来のビジョン
この流れの中で、【表現者になりたい】【舞台に立ちたい】【役者になりたい】
という、基本を忘れない事
どんな質問が来ても、この基本に戻る事
そうすれば、一貫性があり、ブレが無くなります。
例) 将来調理師になりたい人
子供のころからの趣味は、ダンスよりは、
お料理の方がよいですよね?
学生時代の思い出も、お化け屋敷を作った
よりも、屋台でオリジナル料理を考えたの方が夢に知己ですね。
基本を【夢】と言うなら、どの質問も【夢の為】の行為であり、思考であるように心がけてください。
質問⇒ 長所や短所 学生時代やってきたこと 大学で学びたいこと 等
そして、重要なことは、それらが【具体的】であることです。
具体的に答える極意とは?
一番悩む、大学の志望動機を例に挙げると...
NG⇒ 【幅広く、色々なことを学べるので、日芸を選びました】
これを具体的にするには
魔法の言葉⇒【どんな?】【それで?】【さらに?】
といった感じの言葉で、自分にツッコミを入れてみよう。
色々ってどんな?
色々って、更に言うと?
の様に、突っ込んでください。
将来をイメージして、具体例を挙げないと貴方らしさが出ないですね。
個人レッスン
今回の個人レッスンは、タップリと面接について行いました。
受験対策の個人レッスンを初体験した、受験生は、クラスと全く違う学びがあったようです。
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