コロナで休んでいた対面の演技個人レッスン再開
気持ちが動かない
演技する感覚が鈍い
焦ってしまった小学生子役のレッスン
オンラインでは演技レッスンをしていたSチャン
久しぶりの対面で感じたことは
・ 演技する感じが分からない
・ 気持ちが動かない
・ 頭が焦ってしまう
だったようです。
そこで、基礎に戻り、セリフを言うのではなく、その時の気持ちをしっかりと感じて、動きながらセリフを言うレッスンをしました。
セリフに動きを付ける方法
様々な気持ちの条件で、短いシーンを作ります。
その時に、気持ちによって、私が質問をして、答えてもらうことで、気持ちを形にしていきました。
1 うれしい気持ち
うれしい時の身体のリズムは?➡スキップしたい
うれしい時の言葉は?➡ウキウキ・わくわく
うれしい時の声は?➡高い声
うれしい時の身体は?➡飛び上がって軽い感じ
2 怒ってる気持ち
怒ってる身体の中は?➡爆発を我慢してる感じ
爆発すると?➡体中が熱くなる感じ
怒ってるリズムは?➡イライラ
怒ってる身体は?➡足がばたばた動いてる
怒ってる視線は?➡強くてするどい
3 うんざりの気持ち
うんざりの身体の重さは?➡ダラ~って重たい
うんざりの視線は?➡横からチラってみる感じ
うんざりの肩は?➡手が重くて、肩が下がってる
うんざりの呼吸は?➡大きく吐く
4 悲しい気持ち
悲しい時の呼吸は?➡ゆっくりしている
悲しい時の顔は?➡どちらかに傾いている
悲しい時のリズムは?➡遅い感じ ゆっくりしている
気持ちをあらわす言葉を学ぶ
うきうき、わくわく、どきどき、はらはら、めそめそ、イライラ...
等、言葉からイメージして、その言葉のポーズを身体で表現したり、セリフを考えたりもしています。
単純にセリフを覚えて言うのではなく、エチュード(即興劇)にも対応できるように、演技の基礎を子供でも楽しく学べるように、行っています。