台詞は物語の一部を切り取ったもの
数行の台詞に説得力を持たせる方法
オーディションや、日芸などの演技実技のある大学の入試問題で、
「この台詞を読んでください」
「この台詞を表現してください」
という課題は、非常に多いです。
渡されるのは、台本ではなく、
紙一枚、もしくは数行の台詞のみ。
そんな時、まずすべきことは何でしょうか?
台詞の前後を考えて、お話をつくる
日常生活でも、何か言葉を発したり、行動したりするには、
何故そうしたのか、きっかけ・動機があるはずです。
そして、その発言や行動をとるには、
それをすることでどうしたいのか?目的があるはずです。
場所・対象物・人など、設定・状況を考える、
つまり「お話づくり」を行うと、
取り巻く状況が明確にイメージしやすくなります。
また、もし渡された台詞の前に別の台詞があれば、それに反応したり、
より明確にイメージすることで、一気に台詞がイキイキとしてくるでしょう。
レッスンでは、前後の台詞を考え、動きをつけて台詞を言いました。
動くことで、よりイメージが鮮明になりました。
台詞は、物語の一部を切り取ったもの。
その台詞をより生きたものにする「お話」を、まず考えてみましょう。
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