気持ち・セリフのキャッチボール
相手に伝え、受け取る演技の基本
コミュニケーションのことを、「相手とのキャッチボール」と言いますね。
演技でも同じです。
相手役とのキャッチボールも大事ですが、
そして何より見ているお客様にセリフが届かなかったら、
それは表現とは言えないですよね。
演技初心者の方の中には、
セリフを飛ばす方向、強さが届かず、
言葉が足元に落っこちてしまう方も多いです。
まずは、しっかりと方向性と距離感を感じ、
バトンを渡すように、相手に届けることから始めてみましょう。
どんなボールを受け取るかで、発するものも変わる
近くにいるのに、大きな声で喋られたり、
遠くにいるのに、小さい声で喋られてしまったり、
大きすぎても小さすぎても、
相手とのキャッチボールはしづらくなってしまいますね。
それは、声の強さや色も同じだと思います。
つよいボール、優しいボール(声)を投げられたら、
どんなボールを受けるかによって、
次に自分から発せられるものも変わってきます。
どんなボールが相手に心地よいか、
「私あなた」というシアターゲームを通して、
様々なタイプのセリフのボールを感じてみましょう。
わたし⇔あなた レッスン方法