大げさな演技と繊細な演技
舞台演技と映像演技の違いは?
演技する時に、その仕方の大きさで悩む方がいらっしゃいます。
心が大きく動く事 と 表現が大きいこと
それらは別です。
大きな動作をしなくても、大切なことは、心が大きく動いていることです。
表現の媒体が、テレビなのか、映画なのか、大劇場なのか?
自分と客席との距離や、演出家が求めていること、様々な条件の中で、役者は最適な表現手段を選ぶ必要があります。
自分のしたいようにする!のではなく、何を要求されているか?
考えてみましょう。
何に意識してるか? 意識と視線との関係
意識を向けている場所をゾーンに分けて確認して見ましょう
例を挙げましたので、他にも想像してみましょう
① 空のゾーン
空を飛ぶ飛行機を見ている時 雲行きを見ている時
② 水平線のゾーン
山に登って、遠くを見ている時 遠くから走ってくる犬を見た時
③ 相手役のゾーン
相手の顔を見ている時 クラスで発表sしてる時
④ 自分の体の表面のゾーン
着ている服 蚊に刺された場所を見てる時
⑤ 頭の中のゾーン
思い出を探っている時 昨日食べた食事を思いだしてる時
⑥ 地上のゾーン
落ちているお金を探している時 花壇に咲いてる鼻に水やりしてる時
⑦ 地下のゾーン
下の階からの物音を聞いて 地下鉄の響きが気になる時
【何を見ているか?何に意識を向けてるか?】
漠然としないように、イメージを強く持ちましょう。
遠くを見る
相手を見る
~どのゾーンかな?~
視線や意識がどこを向いているのか?
セリフに頼らないことで、意識下に訴えかけるトレーニングです。
動画を見ながら、どのゾーンに意識を向けているか?
想像してみてください