何度も聞き返されたり、
話し中よく噛んでしまったりと滑舌の悪さで悩んでいる人がいると思います。
滑舌は、舌や口周りの筋トレなので、やった分だけ成果が出ます。
努力が形になるので、頑張りやすいですよね。
私のように放置したままでは、
受験の時に、努力してきたか、努力不足かが、一目瞭然。
差が出てしまいそうです。
そこで、劇団四季や声優さんにも使われている、滑舌を良くする練習法を紹介していきたいと思います。
★割り箸を使って表情筋を鍛える
口を開くときに使う表情筋は、滑舌の良さにもつながります。
舌を歯の裏側に添えて発音するのがポイントです。
1. 割っていない状態の割り箸を一膳用意する
2. 割り箸の太い側を奥歯で軽く噛む。このとき対面から見て割り箸は「ハ」の字を描いている
3. この状態で「らたなかさ」と言う
★舌筋トレーニング
「滑舌」の字のとおり、はっきりとした発音には舌が重要です。
1. トレーニング中は口を閉じたままにする
2. 舌を下クチビルと下ハグキの間に差し込む
3. 舌の先に力を入れ、右端から左端にゆっくり移動する
4. 左端まで移動したら、そのまま力をゆるめずに右端に戻る
5. 以上の動きを三往復
6. 三往復終わったら、そのまま舌を上クチビルと上ハグキの間に移動する
7. さきほどと同じ動きを三往復
★母音法
劇団四季が取り入れている「母音法」です。
「あくび」をしているときのような喉の開き具合が理想です。
発声は一音一音の母音をはっきりさせる意識でやります。
口にする言葉はどんなものでもかまいません。
1. 母音だけで話す
例:「よろしくお願いします」→「おおいうおえあいいあう」
2. もとの言葉になおす
3. 1と2をくりかえす
★早口言葉
早口言葉はいかにも滑舌がよくなりそうですが、
意味のないものも多く、覚えるだけでも一苦労・・・
そこで、私が続けやすいと思うのは声優志望者も実践している
『「び」のつく美少年』です。
数ある早口言葉のなかでも、飽きずに練習できそうです。
最初はゆっくり正確に読めるように練習し、
慣れてきたらスピードをあげるようにします。
「び」のつく美少年
ビュッフェで 美人に ビールをつぐ 美少年
ビルの屋上で ビスケットをかじる 美少年
ビキニ姿で ビーチを走る 美少年
便せんを びりびりにやぶく 美少年
ビーズ細工のビワを ビンに詰める 美少年
貧乏でも ビーバーを飼っている 美少年
びくびくしながら 美術品を扱う 美少年
ビヤガーデンの ビラを配る 美少年
1日5分でも毎日継続していくことが大切です。
滑舌を良くするには、地道な練習が1番だと思います。
先程紹介した方法を日課にしていきたいと思います!