舞台に立つことや、人前で演技することは、
ほとんどの人が緊張してしまうと思います。
私も、緊張してしまいがちです・・・
なぜ、緊張するのか?どうやってそれを取り除くのか?
考えてみました。
★緊張する仕組みを知る
大事な場面で緊張する、
これは戦闘態勢における防衛本能が働くためです。
「失敗してはいけない」と思う感情が緊張を引き起こし、
脳が筋肉を硬直状態にさせます。
その結果、普段何気なく出来ていることも分からなくなるのです。
緊張とは脳と身体の硬直状態のことであって、
まずは自分が緊張する状態を知っておくことが大切です。
そうすれば普段の緊張しない状態が分かるようになります。
★自分流のルーティンを作る
オススメなのが、ルーティンをすることです。
ルーティーンとはいつも通りの動作の習慣のことです。
スポーツ選手などは、
自分がベストな気分になれる行動を習慣化して、
本番もいつもと同じ感覚で出来るように自分を信じ込ませます。
つまり、自分が安心するための動作なのです。
「りんごを本番の日の朝に食べる」
「本番直前に頬を叩く」
「本番の日は赤色の服を着る」
など、自分がリラックスしてベストな精神状態で臨める習慣動作を探すことが大事です。
★リラックスする
ベストなパフォーマンスを行うためには、
緊張状態とは反対のリラックス状態にあることです。
人間は普段、リラックス状態にあります。
「1.緊張する仕組みを知る」 でもご説明した通り、
緊張というのは硬直状態です。
ここで、リラックス状態に近づける方法を3つご紹介致します。
・呼吸
まずは普段、最も意識しない呼吸に目を向けてみます。
深呼吸をゆっくり行い、自分の体内に新鮮な空気を送り込みます。
緊張している状態では、普段より呼吸が乱れるので、
呼吸リズムを意識的に整えることが大切です。
・ストレッチ
緊張状態にあると、
普段力を入れていないところに無駄な力が入っています。
このストレッチに、
呼吸もしっかり意識しながらやるとさらにオススメです。
特に、指一本一本には大事な自律神経が通っているので、
緊張状態の時ほどよくストレッチした方が良いです。
・声を出す
声は、自信や緊張を特に表します。
自分の声が緊張しているとそれを脳が理解し、より緊張していきます。
緊張はしていても、大きな声が出せれば、脳は錯覚を起こします。
そして、緊張していないものとして、
どんどんパフォーマンス力はアップします。
このように、自分に合う緊張をほぐす方法を見つけることで
緊張と向き合うことが出来ます。
緊張を味方に変える方法を知っていると、きっと本番に強くなりますね!