日芸、多摩美、桐朋など演劇系大学の試験問題
実際の授業でも行う演技の基礎・身体表現
演技では、台本のセリフや段取りなどの指示に従いながら、
相手とのキャッチボールを行いますね。
「考えることと感じること」を両方行うことが、演技をするということ。
この演技の基礎を、大学の授業や試験問題でも実際に行われている、
シアターゲームを通してレッスンしました。
また、実際の過去問題のモノの擬人化にもチャレンジしました。
指示行動レッスンやり方
①複数人で、人とぶつからないように歩く。これがベースとなる。
②「1〜50までの数字」「しりとり」「夏といえばなどの連想ゲーム」など、
数字や単語を回していく。
次の人に回す時は、手を叩いて、対象を明確にまわしていく。
③受け取った人は、ジャンプをする。
相手にまわす時、自分と相手との間に必ず一人入るようにする。
など、課題を発展させていく
気を付けるポイントなど⇒
・歩き回るとき、人にぶつからないよう、全員で空間を共有する
・単語や数字をまわす相手を明確にする
・リズムが崩れたり、止まったり、間違えても、楽しむ
身体表現 やり方
自分のことを嵐に想像して表現する
気を付けるポイントなど⇒
・緩急をつける
・顔、指先など、細部まで気を配る
・身体と空間を大きく使う
音楽を使った身体表現や、モノの擬人化などの試験問題は、
どの大学でも定番の問題です。
クラップのような指示行動の身体表現も、ここ3年前頃から、
必ず出題される定番の問題となりました。
数年前は、身体表現の問題といえば、ダンスの振り付けでした。
つまり、大学側は踊れる人物よりも、
身体のポテンシャル、体幹の強さ、周りを冷静に見る力など、
表現者としてのベースをジャッジするようになったことが考えられます。
また、どんな表現をするにしても、しっかり声が出ること、
身体を大きく、機敏に、自在に使えることは、必須項目です。
そのために、イヅミックの演技クラスでは、
身体づくりも必ずクラスで行い、
表現者として芯のある強い身体を作るレッスンも行っています。
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