★レッスンで習った役作りの方法をさらに深堀り!
こんにちは!学生割引で演技レッスン真っ最中のYです。
オンライン演技レッスンで、役作りの方法を教わったので、これだ!
と実感。
演技コース受験生の皆さん、一緒に頑張りましょう。
役作りを学んだよ 受験対策演技レポート
★役の情報を得るには?
台本から読み取ったり、
監督・演出家から聞いたり、
そして、自分の想像力で考えること。
自分の想像力を使って考える時は、
「もし自分だったら・・・」を考えること。
役をより自分に近づけるためには、
役の履歴書を作り、役の主観で話をすること、
台本に書いてないシーンのエチュードを行うことなど・・・
オンラインレッスンで、
役作りに対するいろいろなアプローチ方法を学びました。
役者の役作りの方法は4つのタイプに分かれるといわれているそうです。
・憑依・・・役と自分の境界線がない、舞台に立っている時の記憶がない
・出産・・・自分の過去の経験から役を作る、役と自分は違うものだけど通じるものがある
・合体・・・役と自分がフュージョンする、自分の意思もあるけど役の意思もある
・建築・・・役を作る為の材料を自分の外部から集める、積み木を重ねるように役を作っていく
まず、4つのタイプの違いは、
以下の2点が役作りタイプの違いを知るポイントになります。
★役を作る材料は外にある?中にある?
役を作る為の材料が自分の中にある人⇒憑依・出産型
役と自分が重なるところから役のエッセンスを引き出し、
自分事化して考えていくそうです。
役を作る為の材料が外側にある人⇒合体・建築型
役を客観視して感情の動きなどをロジカルに考えるタイプだと勉強しました。
★役を自分で動かすか、役が勝手に動くか
役を自分で動かす⇒出産・建築型
出産型は、子供の手を引いて歩くように役を演じます。
役者が役を導き、お客様には子供を見せる。
自分と役は違うけれど、
自分に近しい何かの手を引いて自分も歩くイメージなのだと勉強しました。
建築型は、自身が様々なところから集めた材料で建築を作り、
その建物が役です。
役を多くの人が見て、その風車を回したり窓を開けたり明かりをつけて、
役者は役を見せます。
役が勝手に動く⇒憑依・合体型
憑依型は、その名の通り役を自分に憑依させます。
自分の意思はそこになく、役が自分の体を乗っ取った様に演じます。
あとは気持ちが向くままに演じます。
合体型は役と自分が合体します。
戦隊ものの車みたいな感じです。
自分の意思もあるけど役の意思もある。
自分がコントロールしながら、体は役に貸しています。
★まとめ
・核が内側&役が勝手に動く⇒憑依型
・核が内側&自分で役を動かす⇒出産型
・核が外側&役が勝手に動く⇒合体型
・核が外側&自分で役を動かす⇒建築型
自分がどのタイプに当てはまるのか、
いろいろなやり方を研究してみると良いと思いました。
また、ベースは4タイプかもしれませんが、
役者さんが100人いたら、100通り違うやり方もあるかもしれません。
それに、与えられた役によっても、
アプローチの仕方は変わる可能性もあると思いました。
やり方は一つじゃないからこそ、
たくさんの作品に触れて自分がこの役を与えられたらどう役を作るか、
考えてみても面白いな、と思いました。
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