多摩美一般入試の身体表現は体力勝負
ダンスはやっておいた方が良いと実感
受験生がナマ激白
身体表現
全員広がって2分程自由にアップをする
会場内をぐるぐると歩く
直線移動ではなく、曲線移動を意識する
止まらない、足の裏の感覚を感じる
スピードダウンして、もっともっと足の裏を感じる
スピードアップして、普段の歩くスピードでも 足の裏の感覚を感じられるよう意識して歩く
好きな場所で止まり、全身の力を抜いて(腕ブラブラさせる)足の裏を感じながらその場でジョギング、ジャンプ
その場ではなく、移動しながらジョギング(全身の力を抜きながら)
以上 止めずに実施 (約20分動きっぱなし)
・内容
力抜いてジョギング、ジャンプ
その後、曲に合わせて身体表現を曲を変えて数回行う
セリフ
セリフ試験の前にセリフの紙を渡され、それを見ながらセリフを読む。
順番はランダムに実施。
自分の番になったら、部屋の真ん中奥に立ち、セリフを読みながら左右手前にある段差に登る。
セリフ表現で見られている事は【声の大きさだけ】と指示される。
人によって、回数や、要求されることはバラバラ。
【自分の最大限の声で】など指示が出る
課題セリフ
〔1〕
あの女
あたしは死人のエネルギーで生きてきた。
無念の思いを抱いえて死んでいった人間がいる。うちの家はそういう家だ。
だからあたしは、絶望を口にしても、本当に絶望したことはない。
兄さん、あたし達のかあさんはそう言いながら海の沖で死んだ。
このわたの原に漕ぎ出て死んだ。
雲井にまがふ沖つ白波は夕陽のウテナ、
そこからのぞく茜色の海の瞳が母の絶望。
あたしもまた、エネルギーで生きつづけているのかもしれない。
(野田秀樹「赤鬼」より抜粋)
〔2〕
とんび
その同じ母の子供だというのに,死人のエネルギーときいても、
僕は頭にゾンビーしか浮かばないバカだ。
僕には母の絶望も妹の絶望もわからない。
(野田秀樹「赤鬼」より抜粋)
演技実技
男子が必ず1人入るグループ(5人)となる
・1巡目→
各グループでじゃんけんをし、1番の人から登場し、全員で絵のようなシーンを創っていく。(絵画)
準備されているのは約6個の箱
課題は、相手とダイレクトに関わる
以上を3回程度実施。
・2巡目→
同じことをする
その際に、思い浮かべた食べ物を言いながら絵画を創る。
これを3回行う。
傾向と対策
セリフ表現は、感情を付けようとせず、大きな声が出せるかがポイント
身体表現は、基礎体力がポイント
以上は、素直に行えば問題はないです。
歩く・走る・力を抜く等 身体からの発露は重点的にチェックしましょう。
難しいのは演技実技だったようです。
即興で、複数の人と一つの世界観を作り出す感覚は、
レッスン対策していた方が、より、注意点など気が付きます。
何予知安心感が実力発揮の鍵ともなります。
自分の身体、足の裏を感じる
相手を感じる
等、内省的にならず、外界に向けて五感を向けることが重要ポイントです。
受験生の感想
全員の前で試験が行われるので、緊張感、不安感があり、アレコレ考えてしまいました。
そんな時は、受験対策でしてきたことを思い出して、集中しようと思えました。
他の受験生のパフォーマンスを見る事は、刺激にもなりますが、未経験者には、ドキドキを増幅させることじゃないかなと思いました。
女子はダンス・男子は思うままに動いている受験生が多かったです。
何をベースに置くにしても、誰かの真似ではなく、自分から勇気をもって動き出すことが大切だと再確認しました。
レッスンしていて本当に良かったです。
IZMICでやったことが多くあって、自信が持てる瞬間が沢山ありました
ありがとうございました。
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