子役の芸能事務所では、演技レッスンが不十分?
事務所所属の子供でも、3歳児に演技レッスンする機関はあまりないようです。
確かに、平仮名が読めないお子さん
母子分離が出来ない
大人の話をおとなしく聞いていられない
そんな幼児期のお子さんに、何が出来るの?
と思われるかもしれませんが、オーディションではそんなこと関係なく、
セリフも感情も、大人顔負けに要求されます
モデル・スチールのオーディションでは...
自然な笑顔が出来るか?
カメラの前で笑えるか?
様々なポーズが取れるか?
勿論、泣かないか?なども大切ですが、この段階では、演技力を問われることもなく、セリフを言ったりもしません
セリフを言うオーディション...
次のレベルになると、短いセリフを言ったりします
【おいしい~】【おはよ~】【やった~】
などですね。
人見知りが無い元気なチビッコなら問題なく、こなせそうですね
設定の中でセリフを言うオーディション...
さて、いよいよ、演技っぽいことも要求されます。
設定をスタッフに説明されても、理解できないお子さんもたびたび・・・
涙を流して泣くことも要求されます!
ここまでくると、レッスンを希望される子供が多くなります。
~子供演技の個人レッスンで~
1番はオーディション対策のレッスンです。
自己紹介はもちろんですが、セリフや感情のトレーニングもします。
今日は3歳の女の子の個人レッスン
とても、聞きわけが良いのですが、個人レッスンを始めようとすると
【ママがいなきゃダメ】
と泣きだす、まだ母子分離が出来ない女の子でした。
しかし、数回、個人レッスンを継続していくうちに、泣く演技まで出来るようになりました。
~レッスンの進め方~
Sちゃんは、3才です。
私が、悲しい設定のお話を聞かせることで、そのストーリーの中に自分を置き換え、感情移入していきます。
【悲しいときは泣く】事をゆっかうり、確認していきます。
泣くことは、難しくないし、恥ずかしいことではない
と理解してもらうことからスタートです。
お子さんの多くは、オーディションで泣けない、とご相談にのることがしばしばあります。
レッスンでは、泣こうとすることではなく、
悲しいを理解させること、泣くことの前に、その感情を思いだすことから始めています。
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