・6×8の振り付けを15分で覚え、先生の前で2回踊る
・アカペラで歌う(自分の得意な曲を1番からサビ終わりまで)
・movement(テーマは"海における転生")
②演技
・渡された文章を読むセリフ表現と
それを元に2分程度のエチュードをしました。
待機中の周りの受験生の動きや会話などを気にせず、
自分の信じた表現でやりきりました。
面接
演劇学科の先生と一対一で、面接というよりは会話といった感じでした。
面接票に書いた内容について、趣味や特技、心に残った舞台など幅広く聞かれました。
実技試験で心掛けたこと
受験対策でレッスンをしていたという実績があり、自信にもつながりました。
緊張したり焦ったりしてしまうのはみんな同じことなので、
とにかく試験そのものを楽しむことを心がけました。
そして何より自分の表現を信じる事も大事だと思います。
面接官の先生との間に壁を作らないように、
自分を知ってもらおうという気持ちで臨むように心がけました。
あとはしっかり相手の目を見て話すことや相槌を打つなど、
当たり前のことが当たり前に出来るようにしました。
演技の個人レッスンで学べた事
個人トレーニングでは日芸だけに関わらず
他校の演劇学科の過去問題の傾向を含めて、
特に本番でベストを尽くすための前段階として感情の解放、リラックスゼーションを学びました。
これは、クラスでは学べなかったので、
本当に、個人でレッスン見ていただいて、良かったと思います。
演技クラスで学べたこと
受験が近づくと演技クラスの皆さんにもお付き合いいただき、
入試本番さながらにエチュードや面接の練習をしました。
同じお題のエチュードをクラス全員でやるので、お題に対する他者の視点を吸収できました。
今までの自分の考えには無かったいろいろなアプローチが出来るようになったと思います。
こうしたから合格できた!
私の場合はキャラクターだと思います。
飾らないあるがままの自分でのびのびと表現ができたので受かったのかな?と思います。
あとは受験前に先生も仰っていましたが、運です。
その試験場に自分と同じキャラの子が、
5人いる中から選ばれる私と同じキャラの子が全くいない中から
選ばれる私とでは受かる確率は全然違ってきます。
運も十分に受かった要因です。
ただ、運で落ちたなんてそう簡単に受け入れられないのが人間ですから、
できる準備は完璧にして受験に臨むのがベストだと思います。
その一つの方法として私はイヅミックでのレッスンを受けました。
受験生にアドバイス
日本大学芸術学部演劇学科の演技コースは、卒業生の実績や講師の先生方の質などから役者になりたい人なら誰でも夢に見る憧れの場所だと思います。
それ故に競争率も他大学とは比べ物にならないくらい高いものになっています
(詳しい倍率は日芸の公式HPをご覧ください)。
数字だけ見てしまえば、
日芸を第一志望に置くことはある意味無謀な挑戦と捉えられてしまうかもしれません。
学校の先生や親からも将来をよく考えて進路選択をしなさい、と何度も何度も言われました。
でも自分の将来を考えれば考えるほど、日芸以上の選択肢は私には見えませんでした。
一度きりの人生だから!
誰になんと言われようと自分のやりたいこと、
生きたい人生を信じて、第一志望に挑んで行こうと決めました。
入試日にできる最善を尽くす!
それでダメなら仕方がない!
その後のことはそれから考えよう!
それぐらいの潔さと覚悟が逆に日芸受験には必要なのかも?笑
と入試を終えた今、素直にそう思います。
常に現状をポジティブに捉え、
何事も楽しむ姿勢で入試を乗り切ってください!日芸で待ってます!