子供のレッスンすべきタイミング・内容
子供が成長していく中で、器官や機能は個々別々の発達をしていきます。一つの事柄でも、吸収しやすい時期、しにくい時期が出てきます。そこで、最も吸収しやすい時期に、その課題を与えていくのが最適です。以下のグラフは、発達・発達していく特性を表にしてあります。
・神経系型(脳、脊髄、視覚器、頭径)
リズム感や体を動かすことの器用さを担う。
出産直後から急激に発達し、4,5歳で成人の約80%にも達します。この時期は、神経系の発達がめざましい年代で、さまざまな神経回路が形成されていく大切な時期になります。
出産直後から、5歳頃までに、沢山の運動や遊びを経験させておいてあげることは、重要と言えます。【演技】【ダンス】のトレーニン
グの準備を始めるベスト時期です。
神経系は、一度その経路が出来上がればなかなか消えません。小さいころに、いったん自転車に乗れるようになると、大人になっても、スムーズに乗れるようになりますよね。この時期に神経回路に刺激を与え、その回路を幾重にも張り巡らせるためにも多種多様な動きを経験させることが、とても大切なことです。
【ゴールデンエイジ 9歳~12歳】
人間には、一生に一度だけ訪れる、あらゆる物事を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期が、9~12歳頃にあります。ゴールデンエイジという時期です。
動きを頭で理解してから体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収していく特別な時期です。
そのために、この時期以前(プレ・ゴールデンエイジ)に様々な運動・遊びを通じて、神経回路を開いておくことは、大変有意義で大切な事です。