大きな声が出せない現代人が増えているのでは?と、ちょっとした危機感を覚えました
ここのところ
アルバイト販売員で声が出せない大学生をたくさん見ました。
販売員なのだから、【いらっしゃいませ!】とお客さんに向かって声を出すはずですが、いつまでたっても、自分の中でぼそぼそ言うだけ。
大きな声が出るときは
大きな声がでるときは、心も大きく動いていると思います。
例えば【大声で笑う】【泣き叫ぶ】【怒鳴る】
感情も動くし、声を出すパワーも必要。
逆を言うと、声が出ないと、感情も動きにくい?!
これって、人間としてまずいのでは?
感情の動かないロボット人間化!?
声が出ない大学生に多く出会い
スマホ、携帯、ゲームなどの普及で、会話が減り
家族も少人数で、大きな声を出す必要も少なく
ましてやマスク生活で、しゃべらない
確かに、昔より声を出す機会は、少なくなっています。
「あれ?もしかして演劇がツールとして有効なのではないか」と思いました。
演劇に、必要なもの
演劇には...
ある程度の広さのある空間の中で
お客さんに声を届ける・感情を届ける。
届けるために、何度も声を出し練習する。
感じること
考えること
身体を動かすこと
パワーを出すこと
人に対しても
自分に対しても
全てが、演劇には必要なんですよね。
たまたま、接する機会が多かった
大きな声が出せない大学生のアルバイトさんたち
演劇をお勧めしたいところですが、唐突に【演劇やりませんか?】とは、言えなかったので
まずは
【若者よ、もっと腹から声せんのか!出してみぃ】と、老婆心ながら、笑顔で声をかけました。
まずは、【いらっしゃいませ】を、お客さんに届けてみよう。