スタッフの智美です。
第4回目 演劇系大学の受験対策 夏季集中講座
が、8月22、23日に行われました。
今回は特に、初めて参加の方が多く
「はじめましての自己紹介」の後、「受験の面接のレッスン」も行いました
●面接について●
面接官が見ることの1つに「息がはけているか」というのがあるそうです
そこでまず先に 「息のはけていない状態」を考えてみました。
肩があがり、口元もこわばり、顔に力がはいり。
なんだか臨戦態勢のようです 「こっちに来るな~」という感じがします。
面接でも「息がはけていない」この臨戦態勢では、相手のこともみれないし、話も聞けません。
面接官の先生も、話しかけづらいかもしれません
そこから実際に、「息をはいて」見ると...。
身体全体が、緩みます。
心にも少し余裕が生まれ、視界も広まり、人の話にも耳を傾けることができそうです。
面接試験で「息がはけているか」とは
【心が開かれていて、話が聞ける様子であるか】
ということを、見ているようです
それは、演劇は一人でやるものではなく、セリフのチャッチボールだったり、みんなで舞台上で構図を作ったりする集団活動だからということです。
なるほど~。
でも面接試験って、緊張しますよね。
「息をはいて」初対面の面接官と話ができるか...。
一朝一夕には、できないかもしれませんが
日々のレッスンや、毎日の積み重ねで身に着けることができそうです
そこで、日常でできる「息をはく」「息をはかせる」心がけを、自分なりに考えてみました。
①他愛もない話をさりげなくする
今日の天気・食べ物・世の中のトレンドなど etc...
当たりさわりのない話を、さりげなく話そうと、心がける。
そういえば昔、近所のおばさんは、さらりと他愛もない話で話しかけてきてくれたなあ~と、思い出しました。
話し終わり、別れた後はなんだか心がほっこりする。
息がはけて、会話ができている証拠
今思うと、あのおばさまは、「息をはかせる」コミュニケーションのプロ!!ですね
②相手に興味を持つ
好きな人・気になる人に興味を持つことはできます。
意見が合わない人・肌が合わない人に、興味を持ちづらいですね。
でも「なんでここまで、違う考えなんだろう。なんで、そう思うんだろう」と、考えると、逆に興味が持てます。
どんな相手でも、相手に興味をもつと話を聞きたくなります。
話を聞く体制は、相手に「息をはかせる」ことができるのではないでしょうか。
③「息をはく」体の状態を、意識的に覚える
お風呂に入って「はぁ~」と、息をはく瞬間
おいしいコーヒーを口にして「はぁ~」と息をはく瞬間
ストレッチをして、体に伸びがあり、気持ちの良い状態 etc...
呼吸をはいて、緊張感が緩んでいる【リラックスした】体の状態・心の状態を、意識して覚えておくようにします。
そして、緊張する場面になるとき
【リラックスした】体の状態を、思い出すようにしていきます。
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大学受験の面接試験のレッスンではありましたが、「息がはける」「相手に息をはかせる」のは、日常のコミュニケーション術
ちょっとコミュニケーションのコツがつかみたいな~ 会話のレベルを上げて、仕事のプレゼン成功させたいな~
という方にも、応用して使っていただけるかもしれませんね
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演劇系大学夏季集中講座
8月中の、毎週土日で開催しています。
同じ目標を持った受験生と学び合うことで、刺激もたくさんありますよ
2020/8/1,8/2 開催 第1回ワークショッップの様子
2020/8/8,8/9 開催 第2回ワークショッップの様子
2020/8/15,8/16 開催 第3回ワークショッップの様子
2020/8/22,8/23 開催 第4回ワークショッップの様子