スタッフの智美です。
スタジオでは、演劇系大学の受験対策 夏季集中講座を行っています。
リアル受験生と一緒に、タレントを目指す学生さんなども参加しています 私も、参加させていただきました。
今回は多摩美術大学演劇舞踊コースの過去問題もやってみました
●多摩美 2019年度 過去問題●
・上半身脱力で歩く~ジョギング~ダッシュ
・音に合わせて、自由表現
・約30~40分程度
・動きながら、指示を聞く
※こちらの過去問のポイントなど...
動画では何度も見ていましたが、実際にやったのは初めてでした。
見るのと、やるのは大違い
腕ををぶらぶらしながら、身体を脱力しながら歩いたり走ったり。
実は、そんなに難しいとは思っていませんでしたが
想像以上に、体がすごく不安定になりました
《腕ぶらぶら歩き~ジョギングの感想》
①上半身の力を抜こうとすると、抜いた上半身の動きにとられ、まっすぐ歩けない。
②やり続けていると、体のしっかりしていなければいけない部分と、力を抜く部分が、感じられてくる。
③このしっかりと感じる部分が、体の軸だと感じる。
④脱力できてくると、足の裏に体重が落ちる
⑤足の裏に体重が落ちると、移動しやすい感じがする
《ダッシュの感想》
①安定した下半身、柔らかいひざの使いかたができたほうが、スムーズに動ける。
②同時に何人か走ってくるので 【広い視野】【人の動きを肌で感じる直感力】【判断力】が必要
②周りが敵!と思うと、ダッシュできない。楽しんでやる
《全体の気づき》
①30~40分動き続けるには、かなり体力が必要
②自分の身体の変化を観察し、反応していくことが大切
③自分だけでうまくやろうとしない(危険だから)。周りの人とともに作る感覚を持つ
私は普段、体は動かしていますが、40分動き続ける体力と、その間中すっと指示を聞いている集中力は、かなりきつかったです。
練習しなくてもできるかな?!と思っていたのは、あまかった。
練習が必要です。
受験当日は、さらに初めての場所で、しらない人とやるのですから、なおさら普段の力が発揮できるように
身体を鍛えるトレーニング 身体を見つめて観察するトレーニング
受験生の方は、今から継続して行った方がいいですよ。
やるのと、見るのは大違いですから
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さて、まだまだつづく演劇系大学夏季集中講座は
8月中の、毎週土日で開催しています。
演技や身体表現 未経験の学生さんは
ぜひぜひ、まずはやってみることをお勧めします
2020/8/1,8/2 開催 第1回ワークショッップの様子
2020/8/8,8/9 開催 第2回ワークショッップの様子