イヅミックでは、毎日オンライン演技レッスンを行っています。今日は【役作りについて】学びました。
皆さんは、芝居の稽古中演出家に【そのセリフの言い方役作りができてない!】
そういわれて、悩んだことはありませんか?
私は、あります 自分の役に付いて考えているつもりなのに...
なので
今日のレッスン内容がすごく学びが多かったので、共有したいと思います
★役者にとって【役作り】とは何か?
自分と等身大になるまで、その役になること その役を演じながら、本物の感情が無意識にわいてくること
なるほど つまり⇒ 自分がこの世の中に存在するように
その役の人物を【自分=役の人物】として存在させ、その役になりきる
ということですね。
ということは、その役の人物について深く詳しく知り、掘り下げる必要があります。
★その役の人物の情報はどこから得るのか?
①戯曲(台本)の中にある
②演出家が教えてくれる
③役者が、自分で考える
ここから、役の情報を得て台本に書いてない部分を膨らませ、その人物をこの世の中に存在させてその役になりきります
さらにレッスンでは、役作りの方法や手順を教えていただきました。
★【役作り】=【役を掘り下げていく】練習方法!!
①役の人物の履歴書、プロフィールを書く
台本や演出家からの情報より、その役のプロフィールを考えます 名前・年齢・職業・性格・趣味・学歴経歴・結婚歴・離婚歴・くせ・親子関係 ...etc
より具体的に考えると、その人がどんな人物なのかが見えてきて、親近感がわいてきますね
②台本には書いていない時間を考える
イヅミックのレッスンでは
舞台に入ってくることを【入口】 いなくることを【出口】といいます。
入口出口には、必ず理由があります。
なぜそこにやってくるのか⇒入口までを考える
なぜいなくなるのか⇒出口の先を考える
というようにその役がセリフを言う直前や直後をふくらませていきます
そうすると、セリフがとても言いやすくなりますよ。
③他の役者の出番の時、何をしているか考える
これを考えることで、台本の中の人間関係、時間や場所が膨らみます。
④4W(いつ、だれが、どこで、何を⇒When、Who、Where、What) を明確に考える
写真のエチュード(台本の例) というレッスンを行いました!
例文)
A子 ただいま~。
ママ どうした?
A子 ううん、なんでもない
次の、この絵の人物が主人公として、4Wを考えます。
・When (いつ) 5月の日曜日
・Where (どこで) パパと一緒に行った、大きな噴水のある駅前の公園
・Who (誰が) 私
・What(なにした) ママに内緒でレインボーフラッペを食べた!
4Wをもとに先ほどの台本を読むと、気持ちが変わりませんか?
このように、1つ1つを具体的に、より詳しく掘り下げていくことで
自分から役に寄り添っていけたり、役の行動を理解することができます これが役作りです
演技初心者の皆さんは、まずこの4Wの写真のエチュードをお勧めします。
取り掛かりやすく、家でも気軽にできる【役に対して洞察が深くなるトレーニング】です ぜひやってみてください
役者を志す皆さん。
日々の積み重ねしてますか?
イヅミックは、毎日演技レッスンしています 演技初めてさんも大歓迎、一緒にやりましょう
自粛終わりましたら、通常レッスンにてお待ちしております。