最近の演技クラスのテーマ、世阿弥の言葉の「離見の見」
人は何かをやろうとする時、どうしても自分がやる!!ということに、
一生懸命になってしまいますよね。
一生懸命になって、自分の中ではめちゃくちゃ集中している!!
でも、お客様から見ると、
あまりに表現が内省的すぎたり、
顔が横を向きすぎていたり、
見ていて気持ちのいい間でセリフを言っていなかったり、
自分に一生懸命になりすぎて、共演者のことも見えていなくて、
あげく舞台上でぶつかってしまったり・・・
そんなこと、ありませんか?
私も経験ありです・・・
ですが、演技は見てくれる方がいて初めて完成するのです!
自分の好きなようにやっていては、お客様の心はきっと動きませんね。
演技は、サービス精神、奉仕の心だな、と思います
演技における集中の仕方は、
一般的な意味での集中とは違うかもしれませんね。
集中とは・・・周りにアンテナを張ること、
離見の見を持つことが、
演技における本当の集中なんですね
数年前、スタジオで日芸受験対策に来ていたKちゃんも書いてくれたことを思い出しました。
役者の中には「表現者」としての自分の他に、
「演出家」と「戯曲家」がいるべき、とのこと。
お客様にどう見られるか、どう伝えるか、
自分の他に、自分や周りを引いてみる視点を持つことがとっても大事なんですね〜
受験やオーディションだったら、
面接官や審査員が求めていることは何なのかを察知する目、
他の参加者もいる中でどう自分をアピールするのか察知する目が必要ですね。
自分がやることだけに集中して、
周りが見えていないとなかなか出来ないことですね。
実際に、日芸に現役合格を果たし、4月からピカピカの1年生になるRくんは、
「人と違うことをする」ということのみを集中して行いました。
これこそ離見の見ですよね〜
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Rio