日本アカデミー賞優秀賞一覧が発表されました!
授賞式と最優秀賞の発表は3月ですが、
いつも楽しみに見ています
第42回は、昨年相当話題になった
「カメラを止めるな!」の8部門にノミネート、
カンヌ国際映画祭で最高賞を授賞した
「万引き家族」が最多の13部門にノミネートされています
昨年お亡くなりになられた樹木希林さんが
優秀女優賞に2作品でノミネートされていることも、とても心にグッときました
万引き家族の監督をされた
是枝監督の映画作り、現場作りの記事を読んだことがあります
是枝監督が大事にされているのは、
「開かれた現場にすること」だそうです。
若い助手や助監督がぽろっと発言したことを拾い、
採用されたら、その経験は監督助手をしている方にとっては
とても嬉しいことですし、
また、自分の意見でこんなに変わるとすれば、
ちゃんと考えずに意見は言えないな、という状況に追い込まれもすると仰っていました。
そして、それは演出の勉強になるから大事なんだそうです。
監督にとっても、
そういうふうに作品を見てくれている人が
現場にいることは大切なことと、監督は仰っていました。
そういうお考えになったのは50歳を過ぎてかららしいのですが、
これだけの作品を作られても、
驕らず、ワンマンにならず、
いつまでも好奇心を持ち、
人を受け入れる心の余裕を持っているから、
どんどん素晴らしい作品を作ることが出来るんだろうなと思いました
イヅミックでは、年に一度発表会を行なっています。
40人くらいの生徒さんとスタッフで作り上げる舞台です。
発表会はスタジオだけのものではなく、
発表会はスタジオ、スタッフ、生徒、お客様、みんなのものです。
みんなで作り上げ、
本番の日にお客様と共有して、
お客様とみんなのものになります
「いい作品を作る」
これは、1人では絶対に出来ません。
演技クラスには、今、役者志望の生徒、
日芸受験を目前に控えた生徒がいます。
役者にとって、演技力やスキルはたしかに必要です。
でもその前に必要なのは、
「一緒に作品を作りたい」と思われる人になることです。
だから、演技クラスでは、
自我を捨てて相手を受け入れること、
周りを見て作品を面白くするために、
自分がどういうポジションに立てば良いかを
徹底的にレッスンしています。
さらに、それが磨かれれば、
オーディションや受験で、
周りを受け入れつつ、
自分が輝くポジションにつくことが出来るかもしれませんね
こういった役者としてのベースの力を磨き、
演技の基礎がアップする演技クラス
少しでも興味を持たれたら、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね
Rio