先日、子供演技の台詞・感情に特化したワークショップ
全日程のレッスンが終了致しました
レッスンでは、
人気TVドラマのワンシーンをコピーするという課題でレッスンしました
コピーをするのは、台詞だけでなく
目線,表情,台詞のタイミング,ブレス,体の動き...全てです
コピーをすることで、
自分にない引き出しや表現に出会うこと出来ますし、
オーディションではプロデューサーさんや監督さんの特徴を知ることが出来ます。
1時間のレッスンを行うのは子供たちですが、
子役のご父兄にとっても、
プロデューサーさんや監督さんの特徴を知ること
はオーディションに受かる上で非常に大事なことです
子供たちには、
それぞれの子供たちの課題に合わせて役を割り当てました。
目線がキョロキョロするのを直したいSちゃん
怒りの感情が苦手なTくん
涙を流して泣けるようにしたいYちゃんとMちゃんとAちゃん
【1日目】
みんな台詞や動きの雰囲気は掴めていましたが、
台詞のないところでの演技に苦戦しました
ふとしたところで自分の癖が出て、完全なるコピーまではなかなかうまくいきません。
初日はみんな少し凹んで帰っていった様子かな??
【2日目】
難しい泣きの芝居に全員でチャレンジ
台本の状況を自分に置き換えられるようにする為に、
まずは台本の状況にあった話をしエチュードで会話を広げていきます。
物語の世界に近くなったところで台本に入っていきます
すると、いつも涙が出ないといっていたMちゃん
涙をぽろぽろ流して泣けました
泣きや悲しいお芝居は、
悲しいという感情を理解することから始めていきます。
台本に書かれる前にどんな出来事があったのか、
我が身に降りかかったかのように子供達が想像力を膨らませられるように、
考え方をレッスンしていくのがizmic流です
【3日目】
集大成のこの日。
感情のレッスンからスタート
色々な感情を表現したイラストを見せて、
それにあったセリフを自分で考えてどんどんどんどん言っていきます!
うーーん。これ、相当頭を使います
大人でも難しいです
え、えーっと...ってたじろぎます
このレッスンで大事なことは、
「自分で考えるということ」と「スピード」
自分で考えることが身につけば、
台本を渡された時にもどんな感情なのか、自分で考えることができます
それを早く言うということは、
どんどん自分で切り替えてセリフを言わなきゃいけないので、
頭の回転も早くなるということです
感情のトレーニング、
自分の引き出しを増やし、
演技の振り幅を広くすること...
短い時間の中でぎゅっと凝縮されたレッスン期間でした
子供たちもいつもより緊張した様子でしたが、
この3日間でものすごく集中力がアップしました!
また、コピーのレッスンをすることで、
客観的に自分のお芝居を見つめ直し、
大人顔負けの自分へのダメ出しも出来るようになっていました
全員に技術の成長だけでなく、
心の成長が見られた3日間でした
みんなのこれからがとても楽しみになりました
RIO
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