多くの人を苦しめる「腰痛」。
私もかつては
ヘルニア手術を2回もするような
「腰痛もち」でしたー。
ヘルニアというのは
背骨と背骨の間にある「椎間板」という
クッションの役目をしている組織が
負荷により押しつぶされて
はみ出し、はみ出した部分が「神経」に当たることで「痛み」が起こるわけです。
これは「首」のMRIの写真ですが、
潰れてはみ出しているのわかりますよね?
黄色の矢印が神経。
バッチリ「当たり~」!!
手術は「はみ出した部分」を取り除くという手術です。
この「はみ出して神経に当たっている」というのは
「MRI」でないと分かりません。
レントゲンではわからない。
だからレントゲンすら撮らないで
「ヘルニアです」と言われたら
「確認」のためにも「MRI」を撮ることをお勧めします。
初めての「ヘルニア」の時は
ちょっと悲惨でしてなー。
朝、突然、感電したような痛みがあって
それから動けないから電話まで這って行って
実家に電話し、「自分の家のカギ」を開けてもらい救急車を呼びました。
鍵が開いてないと救急車が来ても出られない。
その間1時間。
リビングでのたうち回ってましたー。
救急車でK病院に行ったものの
救急外来で「沈痛」の注射を打たれ
担当医には
「おいしいご飯でも作ってもらえば直るでしょ!」と追い返されて
翌日また救急車です。
次はさすがに入院したけど、
3日経って食事もまともにできないくらい痛い!
副委員長と話したら
「おそらくヘルニアでしょうけど、うちにはMRIがないからわからない」と言われ
そこで初めて「MRI」じゃないと判断できないことを知りました。
ようやくたどり着いた先は
「脳外科」の先生が「ヘルニア手術」をして
「名医」と呼ばれている先生でした。
でも2回もやったしね?
そこからPNFに行ったりして
結局たどり着いた答えは
「つぶれた椎間板は元には戻らないから周りの筋肉で補うしかない」という事。
一度潰れた「椎間板」は、おそらく「元」には戻らないでしょう。
だってね?想像してみて?
サンドイッチの「具」が「豆腐」だったとして
指でパンを押せば豆腐の弾力で戻るけど
思いっきり踏みつぶしたら「豆腐」は木っ端みじんで
はみ出すよね?
パンを引き上げれば「豆腐」は元に戻る?笑
「豆腐」に期待するより
「周りに形を整える」「台座」になるもの入れたほうがいいよね?
潰れたものは戻らないけど
筋肉なら支えられる。
それがPNFや体幹を必死にやる「理由」だったりする。
「腰痛」があるなら
やらなきゃね?笑