人気の高い日本大学芸術学部演劇学科・映画学科
2024年度の合格者は過去最多となりました。
総合型や公募など、年内の合格者も多数。合格の秘訣をインタビューしてみました!
目次
日芸演劇学科
1.入試1ヶ月前からスピード合格
受験対策は、早く始めるに越したことはありませんが、
毎年入試前の駆け込みで対策を始める生徒さんもいらっしゃいます。
試験までの対策日数が少ない生徒さんが、合格をするには、
数少ないレッスン時間をどれだけ効率的に集中して吸収し、
かつアウトプットをしてきたことがKさんの合格の秘訣ですね。
【Kさんにインタビュー】
Q.レッスンを受けてよかったと思うことは?
①レッスンを受けている人の人数が多かったので色んな人の表現から学べた事
②当日の試験で知った顔が多く緊張がほぐれたこと。
Q.自分が1番変わった!と思うレッスン内容は?
特定の単語だけで会話をするレッスン。
自分は今まで言葉に頼って芝居をしていた事に気付けて、
言葉だけに頼らない表現について考え直す機会になったからです。
また、気持ちをしっかりのせて、伝えようという思いを強く持てるようになりました。
Q.試験当日の様子と自分が心がけたこと
とても緊張したけれど、知った顔が多く早い段階で心を落ち着けられました。
全ての試験や行動でとにかく日芸に入りたいという熱意を伝える事を心がけました。
Q.レッスンの時間以外に自分が行なったこと
柔軟、ストレッチ、外郎売、面接の練習、アカペラの練習など
Q.自分が思う合格の秘訣
日芸に入りたい熱意と、
日芸じゃないといけない理由を短い時間に伝えられたこと。
Q受験生へのメッセージ
試験官の先生や周りの受験生に対して笑顔で明るく接することを意識して、
熱意を伝えることが出来たらきっと合格することが出来ると思います。
緊張すると思いますが頑張ってください!
2.声も小さく緊張しいだった受験生
おとなしく控えめだったDさん。
周りとも少し壁を作りがち?な生徒さんかもしれないな〜なんて思っていました。
ですが、ある日、彼女にあだ名をつけた時から、彼女の空気が和らぎ、
表情も明るく変化しました。
受験戦争なんて言葉がありますが、周りの人は敵ではなく、
一緒に頑張る仲間です。それは、レッスン中だけでなく、試験本番の日もそうです。
演劇はみんなで作るもの、という本質を忘れずに試験に取り組めたことが、
Dさんの合格の秘訣ですね
【Dさんにインタビュー】
Q.レッスンを受けてよかったと思うことは?
人前で自分を表現することへの抵抗が少なくなったことです。
また、自分と同じ目標を持った仲間と
切磋琢磨し合いながら高め合えたこともよかったです。
Q.自分が1番変わった!と思うレッスン内容は?
感情表現のレッスンです。
小さい頃から人前で泣くことが恥ずかしくてできなかったのですが、
このレッスンで初めて人前で自分の感情を思いっきり出して泣くことができました。
そして、このレッスンで少し自分に自信が持てるようにもなりました。
あとは、同じ名前の生徒さんがいたため、
あだ名をつけてもらった日も忘れられませんね(笑)
自分のキャラクターができた気がして、周りとの距離も縮まりました
Q.試験当日の様子と自分が心がけたこと
緊張している人がほとんどで、シーンと静まり返っていました。
ですが、いづみ先生から教えていただいた通り、
同じ班の女の子に話しかけて仲良くなり、
リラックスして試験に臨めるように心がけました。
Q.レッスンの時間以外に自分が行なったこと
寝る前のストレッチと、普段の話している声をいつもより大きくすることです。
レッスンでも日常でも声が小さいと言われることが多いので、
意識的に大きくするようにしました。
Q.スタジオの先生や生徒の印象
エネルギーがあり、自分の中の殻を破るきっかけを
与えてくださる先生だと思いました。
生徒は、明るく元気で、
演劇が好きという気持ちが伝わってくるような人が多かったです。
Q.自分が思う合格の秘訣
同じ班の人と仲良くなったこともあり、
思っていたよりも緊張せずに試験に臨めたことだと思います。
そのおかげで、面接では気負わずに素直に自分の思いを話すことができました。
また、笑顔も合格の秘訣の1つだと思います。
特に音感・リズム感の試験ではみんな間違えないように気をつけているため、
険しい顔をしている人が多かったです。
そのため、私は笑顔で行うことを心がけました!
Q受験生へのメッセージ
試験当日は、周りの受験生が
とても優秀そうに見えて緊張するかもしれません
ですが、それは周りも思っていることで、
みんな同じように緊張していると思います
だからこそ、自分から心を開くことが大切です
そして、今まで自分がやってきたことを信じて、試験に臨むことが大切だと思います!
あとは、どんな時でも笑顔を忘れず、楽しんで試験を受けて下さい!
3.演技もダンスも未経験から大躍進
動画を見ても、本当にやったことないの?という雰囲気のSさんですが、
模擬面接のレッスンの時に、面接官役をした他の受験生に、
【非の打ち所がないくらい完璧な受け答え】と言われていました。
それだけ彼女の中で、演技を学びたいという芯がしっかりとあり、
ブレることがなかったのだと思います。
やったことがないけどやりたい!という持ち前の素直さと、
学びたいという自分軸の強さが合格の秘訣だと思います!
あとは、ご本人も語っている笑顔ですね
笑顔でいることが、さらに自分自身を強くしてくれたようですね
【Sさんにインタビュー】
4.舞台経験者 だからこそ謙虚に素直に
ミュージカル・舞台の経験があり、ダンスも歌も演技も
表現すること自体が大好きで、いつも堂々としていた印象のEさん
Eさんの強みはなんといっても「謙虚さ」と「素直さ」だと思います
人はだれでも、経験があることは「以前はこうだった」と過去の記憶に
引きずられてしまうことがあると思います。
演劇部・劇団の経験はとても素晴らしいもので、武器になることもあります。
何より人前に慣れていることは、土台となり、あなたを支えてくれます。
ですが、何かを習う・勉強するという時は、
まったく新しい気持ちでまっさらに素直な状態になれると、
吸収力は格段に上がります。
経験はあれど、過去にしがみつかず、
こういったオープンマインドな姿勢がEさんの強みで、合格の秘訣ですね。
【Eさんにインタビュー】
Q.いつから受験対策を始めましたか?
高校三年生の九月です。
大学を見つけたのが遅かったので焦っていましたが、
すぐにこのスタジオを見つけることができて、良かったです!
Q.レッスンを受けてよかったと思うことは?
同じ大学を目指す友達に会えたこと。
演技の基本を学べたこと。
先生や友達にたくさん質問ができ、受験に向けて不安をなくせたこと。
など...たくさんありすぎます!
Q.印象的だったレッスン内容は?
グループで「うそ、まじ、ほんと」の三つの言葉だけで、
会話をするというシアターゲームです。
言葉が制限されている分、意味で伝えることができません
だからこそ、相手の言葉に反応するという
演技の基本を1番意識できる練習方法だと感じました。
Q.試験当日の様子と自分が心がけたこと
とにかく、緊張をほぐすために他の受験生と少し会話をしたり
励ましあったりしました。
そして、何よりも楽しんでやることを大切に行動しました。
Q.レッスンの時間以外に自分が行なったことは?
本や、教科書などの朗読を毎日行いました。
エチュードの練習も母に手伝ってもらい行いました。
そして、2.3週間前からは毎日過去問を解きました。
Q.スタジオの印象は?
初めて行った時に、すぐに周りの子が話しかけてくれて、
友達になれました。
切磋琢磨して、演技に真剣に取り組むことができる仲間が、
スタジオには沢山いると思います。
Q.自分が思う合格の秘訣は?
普段から、周りのことに意識を向け、
笑顔で過ごすことだと思います。
受験当日や、演技をするときは、
いつもの自分を隠そうとしても出てしまうのが当たり前だと思います。
その為、普段の生活をより良くしようという意識が大切になると感じました。
Q受験生へのメッセージ
「自分の夢に恋をしよう」というメッセージが書かれた本を読んだことがあります。
この言葉はつまり、自分の夢に恋をしたら
どんなに辛いことがあっても乗り越えられるということだと
私は受け取りました。
受験という逃げたいと思うようなことでも、
例えば役者になりたいという夢に恋をしていれば、
受験対策も楽しんでできるようになると思います。
受験前は、誰もが悩み事や不安で諦めたくなることがあると思います。
しかし、そのようなときは必ず、
自分がどれだけ本気で自分の夢に恋をしているか考えてみてください。
そして、周りの人への感謝を忘れずに頑張ってください!
5..群馬在住 夏休みに集中特訓
夏休み期間中のみの集中レッスンに参加していたHさん
一緒にレッスンができた期間こそ短かったですが、
短期間でも習ったことをやりっぱなしにせず、
会えなかった期間もコツコツと夏休みのレッスンの学びを
レッスン外で生かそうと創意工夫していたご様子。
レッスンで習ったことをご自身のものにするために、
努力をし続けた彼女は本当に素晴らしいですね
入会し、演技クラスに参加されている生徒さん専用のグループラインがあり、
日芸の先輩たちや社会人の生徒も入っています。
レッスンのフィードバックや質問なども送りあえたり、
日芸の先輩からアドバイスをもらえる環境なので、
物理的にレッスンに通いづらい方でも、一人で頑張っている感がなく、
オンライン生徒や地方の受験生も安心できますね
【Hさんにインタビュー】
6.K-POP男子が洋舞に合格した秘訣
日芸洋舞コースに合格した黒一点のJ君
J君は、ダンスクラスだけでなく体幹トレーニングと演技クラスにも参加していました。
洋舞コース受験で何故演技?と思いがちですが、
身体表現は、【台詞のない身体を使った感情表現】です。
演技クラスで学んだ感情の出し方、
情景の作り方は、洋舞コースの試験で出題される
インプロビゼーションの試験でも、とても役立ったようです。
さらに、面接や洋舞コースの課題の
【自分の表現について言葉で説明する】という試験では、
言葉を使って表現するので、
その為にも洋舞コースの受験生にも演技クラスの受講を勧めています
また、受験対策は、体幹トレーニングも、ダンスも、演技も、
全て同じ講師が担当しています。
だからこそ、身体の癖、心の癖など一貫したアドバイスも役立ったそうです
【J君にインタビュー】
7.日芸・多摩美にダブル合格したチリ人留学生
日芸演劇学科演技コースと、多摩美演劇舞踊に合格した留学生R君
留学生の皆さんは、日本語学校などで日本語の勉強も頑張っていると思いますが、
日本語での演技実技経験、日本語での台本・日本語の演出指示に慣れることも、
同じくらい必要なことです。
R君は、日本語がとっても上手で文化や特有のルールもよくご存知でしたが、
最初は日本語の演技の指示に慣れることに苦戦していました。
ですが、レッスン中に行う振り返りの時間【フィードバック】の時間を活用し、
仲間たちとディスカッションをしたり、自分ができていなかったことを
こまめに振り返ることができたことが役に立ったそうです。
そして、さらに家に帰ってから振り返り、次のレッスンで改善するようし、
その積み重ねが自信につながったようです。
【R君にインタビュー】
日芸映画学科
1.静岡在住 高1からオンラインレッスン
最初は日芸受験目的ではなく、演技を習ってみたい!という気持ちで
高校1年生の時にオンラインで演技レッスンを始めたMさん
受験はまだ自分にとって遠い未来・・・と思っていたそうですが、
一緒にオンラインで地方から日芸を目指してレッスンを受けていた先輩の姿や、
上京した際に日芸現役生の先輩と受けたレッスンに刺激を受け、
「私も日芸に行きたい!」と志望校を決めたそうです
イヅミックは、オンラインでもスタジオでも、
受験生を集めたレッスンではなく、
大学生や大人の生徒さんも受講していることが特徴です。
受験のためではなく、演技そのものが好きになり、
いろいろな立場の人の表現を学べ、視野が広がったからこそ、
自分の進路をまっすぐに見つめることができたのですね
【Mさんにインタビュー】
まとめ
日芸合格者の傾向、見えてきましたか?
こう並べてみてみると、共通点もありますが、
合格者の数だけ合格の秘訣があるということもわかります。
ですが、一貫して言えることは、どれだけ「演技が好きか」という情熱
そして、一人一人うまくいかずに苦しんだ時期を多かれすくなかれ経験したことでしょう。
レッスンが、安心して失敗出来る環境であること、
そして、一人一人がそれを乗り越えたことが自信となり、
皆さんを支えたのだと思います!
本当に、合格おめでとうございます!!
この記事を書いた人
IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている
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