演技の受験・オーディション対策BLOG

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2024年度 多摩美 総合型選抜 初のダンス振付試験が出題!どう変わる?!多摩美


学科試験〜小論文

800字程度 90分間
「未来の劇場」について考えを述べる

試験内容〜身体表現

●歩く メトロノームのような音に合わせて歩く
これを基本にしてリズムは変えずに
速く歩く、遅く歩く、後ろ向きで歩く、声を出して倒れる、
3歳児で歩く、90歳で歩く、
岩になって歩く、霧になって歩く、キリン、 象、
悪魔、神、犬、クジラ、など指示があるなど指示がある
最後には共通して
種から木になるまでを表現する

●ウィンクキラー 歩いている途中、相手がウインクする
又は自分がウィンクする
ウィンクされた人は声を出して死ぬ演技をする
倒れたらたらすぐ起き上がって歩き出す。
<試験官からの指示>
膝をぶつけず出来るだけ倒れる音は出さないように倒れる

●スーパーヒーロー
音に合わせて歩く。
誰かに対して両手を広げて「愛してるよ!」という
言われた範囲に居る人は全員 「キャー♡」と黄色い声で倒れる
倒れたらたらすぐ起き上がって歩き出す。
<試験官からの指示> 膝をぶつけず出来るだけ倒れる音は出さないように倒れる
この時も出来るだけ倒れる音を出さないようにと指示されました。

●ダンス
試験官の真似をしてストレッチなど体を動かしたあと
5エイトくらいの簡単なダンス

発表はなく受験生全員で通して踊る

試験内容〜演技

●人物の紹介(1分間)
自分の大切な人(実在する人物)が隣にいるという設定でその人を紹介する
紹介する際正面の面接官だけではなく、
左右にいる受験生全体に向けて紹介する
(その人に話しかけたりしても良い、練習時間なし)

●朗読
同じ台本で3回行う

体格のいい男がシャンと椅子に腰をかけ右膝を曲げて座っている。
その人はいつも何かわからない楽器を奏でている。
私は母から渡すように頼まれた仕立て物を渡した。
すると男は会釈し仕立て物を横の机に置いた。
男は座っている真向こうの席に座るようにと私に目配せする。
男は楽器を奏でながら細目を開けて私の胸の辺りを視線を落としている。
私の不思議な体験はここから起こります。
「愛」 岡本かの子/著

⑴1人で行う
1つの椅子を自由に配置し、
その椅子に話に出てくる人物が座っているという設定で朗読する
(ランダムに指名される、練習時間は5分ほど)

⑵ペアで行う 1人が椅子に座り、1人が立ち、演技する。
次は立っていた人が椅子に座り、
次の受験番号の受験生が立ち演技をするを
繰り返しローテーションで15人行う。

演技をする際、試験官の方を客席として意識するのではなく、
相手を感じて意識して演技するようにと指示があった
(台本は持つ、練習時間5分ほど)

⑶5人チームで行う(1分間)
声を出せるのは1人だけ(台本を読む)
他の4人は声を出してはいけない
ボールと椅子を使う
(練習時間15分→当初10分だったが延長された)

台本の内容は同じ文書を繰り返したり、
内容を切り取ったりしてもよい文書を付け足したりはNG

評価のポイント

多摩美の試験は、試験官に「見せる」というよりも、
その場にしっかり馴染み、相手の呼吸を感じ、
相手の空気を感じ、瞬時に対応出来るかといった素直さを重視されるのが、
特徴といえます。
また、今までは自由表現が多かった多摩美ですが、
今年はじめてダンスの振付が出題されました。
だんだん歴史を重ね、人気も上がっている大学なので、
振付という正解があるもので受験生をジャッジする課題も追加されるようになったのかもしれませんね。

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