試験内容〜歌唱
①1分、体をほぐす
②1分間歌を歌う(一人ずつ)
最初に、
「1分間で切るので、サビが歌えないかもしれない。」という説明あり
●受験生の選曲
ミュージカル、童謡、Jpopが多い印象
中には、昭和歌謡も
試験内容〜身体表現・リズム感
①手前のラインから奥のラインまで、ツーステップで往復する。
1回目は4拍子、2回目は3拍子。
②1拍ずつ音に合わせて歩き、6拍目で振り返る(向きを変える)
前に出ている足を踏んで1拍目とし、これを繰り返す。
歩く時、なるべく遠くに行く意識でやる。ジャンプはしない。
振り返る時はさっと振り返る、
5歩はできるだけ、大股にするという指示が出ました。
向きを変える時、1回目は4拍子、2回目は8拍子で振り返る
8拍子の時は一拍お休みが入る。
練習時間は3分程度
(All Aboutゼットという日芸の舞台にこのステップがあった)
試験内容〜演技
待機部屋で紙が渡され、15分間で書いてある内容を暗記した後、
試験会場に行って2人1組でペアになり1分間で演技を行った。
前の人と自分、自分と後の人で、組み合わせを変えて1人2回やる。
出典:「だれか来る」ヨン・フォッセ
彼女「だれか、くる。だれか、くる。私にはわかる、誰か来る。」
彼「いや、わからない。だれも来ない。」
彼女「いつだって、誰かくる。誰かくる。」
終わったら、その場で続けてエチュードする。(1分間)
・ベンチがあり、座っても座らなくてもよい。
・それ以外は使ってはいけない。
・相手にも触れていいが、許容範囲内で。
・相手との事前打ち合わせはなし
・エチュードの中での関係性を見ていると言われた。
試験内容〜面接
最初に15分間で記入した面接シートを基に質問があった
・志望動機
・演技を学ぶきっかけ
・将来の希望
・演劇と社会の繋がりにおいて、
演技が果たせる役割とはなにか、自分の考えを話す
・映画学科ではなく演劇を目指した理由
・大学でやりたいことと四年後にやりたいこと
・(実技の前に面接があり)今から行う実技に対して今どんな気持ちか
・日本の演劇をもっと広めていくにはどうしたら良いか
・他大学ではなく日芸を選んだ理由
面接の内容や傾向と対策について こちらの詳細記事をご覧ください→
日芸受験で実際聞かれた面接の質問内容をまとめたら、合格者の共通点が見えてきた
評価のポイント
コロナ時期を経て前年度の2023年度入試から
単独の演技ではなく相手役との掛け合い台詞の課題が出題されました。
また、これまでの面接では、面接シートを基に、
受験生本人の経験に基づいた部活や好きな作品などの質問をされることが多い印象でしたが、
今年度は、イヅミックから受験したほぼ全員が
「演劇と社会との関わり」について質問されています。
これは、大学側が技術面の向上ではなく、あくまで学校として、
社会との関わりを意識した授業カリキュラムを意識している様子が伺えます。
受験生も、自分の将来の希望、社会での役割、大学で学ぶことを切り分けずに
繋げていく考え方を常にしておくと良いでしょう
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