身体表現はダンスだけではありません。
先ず何より、受験生がやるべきレッスン何だと思いますか?
大学受験・高校受験、両方の受験内容に大差はありません。
試験官に見られている点は、実は大差ないのです。
何が必要だと思いますか?
1 柔軟性
2 リズム感
3 ダンスの基礎
4 振り付けのスキル
5 スタイルの良さ
確かに全て大切ですが、受験生がダンス未経験者が多いのは、試験官も把握しているのです。
ですから、なんらかのスキルを求めるのではないのです。
あくまで、演劇系の受験のお話です。
洋舞などの受験の場合は、要求度は上がります。
ダンサーになりたい受験生は、ダンスレッスンの素養は必要ですね。
今、ここで対象になっているのは、演劇系の受験のなかにある【身体表現の試験】についてです。
ダンスレッスンなど未経験な受験生が、身体表現の試験で必要なレッスンについて考えていきましょう。
身体と出会う・自分の身体を知ろう
貴方が健常者であれば、基本動作は出来ている?はずです。
・歩く
・飛ぶ
・走る
・転がる
・止まる
等です。
では、その基本動作を使って、身体からパワーを出すことは出来ていますか?
踊るわけではありません。
貴方の内側にある表現したいという衝動を、身体の基本動作を使って表出できますか?
貴方の身体からほとばしる衝動を試験官は見ています。
クラス参加の生徒さんの多くは、基本動作のレッスンをすると、
・表現がマンネリしてる
・考えたことが表現できない
・フラフラしてしまう
・考えてしまって動けない
という意見が大半です。
そこで、クラスでは、【自分の身体を知ろう】というレッスンから始めています。
その一つの例をご紹介しましょう
身体の表現と出会うレッスン
頭で考えるのではなく、言葉を聞いた瞬間にイメージしたことを、身体で表現する基礎レッスンをしてみまいた。
皆さんも、出来るので、是非、やってみてください。
出題者は一人です。
ジャンルを問わず、単語を一つ言います。
参加者がポーズを取ったら、リズムよく軽快に、次々に単語を出題していきます。
参加者は何人でもOKです。
単語から、イメージしたことを、ポーズをとって表現します。
注意は、
・パントマイムをしない。
・イメージで意味を伝えない。
・直感に従う。
・時間をかけないで、先ずは動いてみる
・正解を求めない
皆さんも動画をみながらやってみてください
ヤキソバを表現する
ヤキソバという単語に関して、①と②の人は、ヤキソバを食べている人を演じています。
これはパントマイムです。
③の人は、ヤキソバが伸びている感じを表現しています。
意味に拘らず、思いきり表現を楽しんでいきましょう
何回もやっていくうちに、自分の気が付かなかった癖や、身体の弱さなども実感できるはずです。
身体の癖だけではなく、思考の癖も見えてくるのが、このレッスンの醍醐味です。
このレッスンをする時は、動画を撮って確認すると、様々な事が見えてきて、客観的に自分の身体と出会うことが出来ます。
何かをレッスンするまえに、最初に自分の身体と出会う事をお勧めします