(2023,8,22加筆)
音を使った身体表現のポイント
日芸洋舞コースのここ数年の過去問題では、
水、海、空気などをテーマに、
音楽に合わせて自由に表現をするという課題が出題されています。
このような課題に対して、
一見すると皆んな同じような表現になりそうですが、以下の4つのポイントを抑えると、
表現の幅が格段に広がりますよ
そして、4つのポイントを自主練するだけでなく、人から見てどうなのか?という第三者視点が、受験の上で最も必要です
レッスンの目的はそこにあります。
沢山の意見やアドバイスを得て、自分の表現力を磨いていきましょう。
★身体表現 4つのポイント
①変化をつける
かたさ、重さ、色、速さなど、
テーマとなるものからインスピレーションを受けても、音楽から受けても構いません。
変化を身体表現として落とし込めるようにしましょう。
②自分の得意を理解する
柔軟性、回転に強い、ジャンプ力
足が高く上がる などなど
【自分の得意技】を入れた表現ストックは、
常に持っておきましょう。
他者との差別化が出来ます
③顔の表現
身体とは、顔の表情も含みます。
顔がかたまらないように、目線や表情の表現も、常に意識しましょう
④空間認識力
同じ場所にとどまらず、
前後左右上下 の空間をしっかり使い切ることで、表現の幅が広がります。
振付創作の取り組み方
桜美林・日芸・多摩美 等
演劇が学べる大学の実技試験で、度々【音を使った身体表現】が出されます。
音を使わない身体表現もありますが、
【音を使う】となると、
【ダンス?】と思い対策に不安を抱く受験生も多いです。
中でも、頭を抱えるのが【振付を作る】課題です。
受験生の中には、ダンス全く経験の無い方もいると思います。
勿論、余裕があればダンスレッスンを受けた方が、
安心材料にもなるのでお薦めしますが、
余裕の無い方は、心に従い、正解を求めず、
素直に身体が反応することに従う、等を意識して動いていきましょう。
【桜美林の課題】
1分程度の課題曲があり、受験日迄に振付を考え、
当日披露する実技試験があります。
振付のヒント
・音を何回か良く聞く
・音からイメージする
・イメージは季節・色・風景・情景・感情
等々
フット感じたことで大丈夫です。
何が正解なのか?
迷わずに、自分の内なる声に耳を傾け、
それに従う様に心がけましょう。
・イメージの具現化に入る
身体(手足、胴体の全て)を使って、動いていきましょう。
音源は、桜美林大学の下記ページのものを使用しております。→
音源リンクはこちらから
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