新鮮で自然な演技のコツ!
役者は、稽古、リハーサル、本番と
何度も何度も同じことを繰り返し行います。
リハーサルも1回では終わりません。
現場に入る前、入った後も何度もリハーサルを重ねます。
本番の公演数も1回とは限りません。
映像はもっともっと細かくなります。
カメラ位置や照明位置を変えて、細かく返していき、1つの作品を仕上げていきます。
つまり、【同じことでも毎回新鮮にその場を生きる】ことが、役者の仕事と言えます。
しかし、やってみると、初回はリアルな感情だったのが
回数を重ねると反応がわざとらしくなったり
逆にきっかけに対して早く反応しすぎてしまったり、想像以上に難しいことに気づきますね。
コツは、毎回きちんと【五感】を使うこと
見て、聞いて、触って、感じて
今のこの瞬間に毎回集中するトレーニングを行うと
どうやろうかな?という正解を求める演技ではなく
新鮮で自然な演技の感覚を掴めるはずです。
この今のこの瞬間に集中する感覚を【今を生きる】と言います。
どうやろうかな?さっきどうやったっけ?と考える時は【過去を生きて】います。
台本を使い、作品を作る時も
毎回この【今を生きる】感覚に自分をリセットしながら行なってみると良いでしょう
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