演技の受験・オーディション対策BLOG

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日本大学芸術学部・演劇演技一般試験2023 人気大学の試験傾向は・・・?

試験日程

出願受付締め切り:2023年1月27日(金)
選考日:2023年2月7日(火)学科・面接試験
2023年2月8日(水)実技試験
合格発表:2023年2月16日(木)

試験内容〜身体表現

曲名:「Don't Stop me now」 /Queen

①15分程度で振り入れ(質問の時間もあり)
②2〜3名ずつにグループに分かれて発表 ※2回行う

◉試験官からの言葉
・技術を見ているわけではない。
わからなかったらリズムを自分で取って行う
・必ず前を向く
・止まる箇所はしっかり止まること

試験内容〜歌唱

行動グループ(10数名)でそれぞれ1人ずつ歌唱をする

◉受験生の様子
・ディズニー、ミュージカル、J-POPなどを歌う受験生が多い
・身体を動かしながら歌う人は少なかった

試験内容〜演技

◉課題
次の台詞を覚えてシーンを演じてください
①二人組になって「ウラジミール」と「男の子」の両方を順番に演じる
②書かれている以外の台詞を使うことはできません
③相手役と事前に打ち合わせをすることはできない
④自由に動いて構わないが、部屋にあるものには触れないこと

◉課題台本
沈黙

ウラジーミル ゴドーさんからだね
男の子 ええ。
ウラジーミル 今夜は来られない
男の子 ええ。
ウラジーミル しかし、あしたは来る
男の子 ええ。
ウラジーミル 確かにね
男の子 ええ。

沈黙

ウラジーミル 誰かに会わなかったかい?

出典:サミュエル・ベケット著 安堂信也・高橋康也訳
「ゴドーを待ちながら」『ベスト・オブ・ベケット1』
白水社 1995年、166ページ

◉試験の流れ
①練習室に10数名案内され、台本配布
②練習時間は15分。受験生同士の会話禁止だが、各自の声出しは可
③試験部屋には試験官2名と、受験者2名のみ。

A(ウラジミール)とB(男の子)で演じたら、
Aは退室し、Cが入室
B(ウラジミール)とC(男の子)が演じる。
ゼッケン番号が最後の人が(ウラジミール)を演じる時は、
最初の人が(男の子)を演じる。

◉試験官からの言葉
・書いてあるセリフ以外はNG
・板付き等の動きの指定なし
・自分たちのタイミングで始める
・相手の体には触れない。
・相手と関わっているかを見ている
・女性は男性を演じる必要はない
・台詞が飛んでも、焦らず前のホワイトボードを台詞を見て良い

◉入室後に背景説明あり
・2人はゴドーを待っている。
・ゴドーは正体不明。
・男の子は2回目の登場で、ゴドーの使者である。
・男の子はゴドーが来ないことを知っている。
・男の子と書いてあるが、小さい子どもという訳ではない

面接

面接の内容や傾向と対策について こちらの詳細記事をご覧ください→
日芸受験で実際聞かれた面接の質問内容をまとめたら、合格者の共通点が見えてきた

評価のポイント

<以下、日芸入試案内冊子より引用>
1番大切なのは、自己と他者を結ぼうとする姿勢です。
演技コースの実技試験は「演技」と「音感・リズム感」に分かれます
「演技」ではテキストの正しい読解と、それを土台とした想像の飛躍を両立してください
「音感・リズム感」では、声と身体を自在にコントロールすることが
求められます。
そして、ときに自身の制御を逸脱して、自分で自分の身体を冒険できると更にいいですね。

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