スタジオでは、中国・韓国からの留学生の演技レッスンも受け入れています。
演技のオンラインや対面レッスンしている留学生から
生の声をリサーチしました。
留学生の皆様は、ご参考にしてみてくださいね。
目次
外国人の日本留学
1.日本留学のメリット
外国人留学生が日本に留学しやすい環境が整ってきました。
文部科学省は、新型コロナウイルスの影響で減少した外国人留学生の受け入れと、
2027年をめどにコロナ禍前の水準に回復させる方針を固めました。
外国人留学生は約31万人が目安となります。
この波に乗ってか、演技レッスンを探している留学生も増えています。
また、どの国も教育には力を入れていますが、
日本は、世界の中でもトップ10の教育水準を保っています。
暮らしやすさ・安全性も魅力も一つと言えますね。
さらに、日本は他の先進国と比べて、留学生の金銭的負担も比較的軽い方です。
留学生の奨学金制度が充実していたり、
他国は制限があるのに対し、留学生のアルバイトも日本では可能なことも、
日本留学のメリットと言えるでしょう。
2.留学生の1番の壁
留学生の一番の壁は【日本語】です。
語学の勉強はしっかりと行いましょう。
例え、役者やダンサー志望であっても、
大学では、実技の他に講義もあります。
講義は日本語なので、入学後にも日本語の理解は深い方が良いですね。
留学生の多くは、言葉の壁から来る緊張や不安で、
実技のレッスンも臆病になりがちです。
苦手だからこそ、果敢に実技にチャレンジしましょう。
そここら生まれる、仲間との会話で、同時に言葉の壁も少しずつ減っていきます。
また、留学前は、滞在国からオンラインで
レッスン参加も可能です。
早めにレッスンに慣れておくためにも、
来日した後に、スムーズにレッスンに入れますので、
オンラインレッスン
対面レッスン
留学生には、来日前のレッスンをおすすめしています。
演劇系大学の外国人留学生選抜入試
1.日本大学芸術学部
■倍率(2022年度)
映画学科 受験者数40名/合格者数4名/倍率10倍
演劇学科 受験者数10名/合格者数2名/倍率5倍
■過去問題(年度によって試験内容は異なります)
①身体表現
②発声、朗読、エチュードなど
③面接
2.多摩美術大学 演劇舞踊コース
■倍率(2023年度)
受験者数2名/合格者数1名/倍率2倍
■入試課題
小論文(日本語で出題/記述)・身体表現・面接
■入試コンセプト(多摩美術大学 学生募集要項より)
世界からの優れた人材が、 日本人学生と交流を持ち、
互いに刺激しあうことで、 世界水準の質の高い美術創作が出来る環境を
構築することを目的としています。
試験科目としては、『美術に対する考え方』 および
『日本語能力』 をはかるための「小論文」「面接」 と、
各学科における実技の力を見るための
「専門試験(芸術学科は小論文)」を課しています。
受験生インタビュー
1.中国人留学生女子
日大の他学部から日芸映画学科演技コースへの転部希望のTさん
1番の不安は日本語。
日本語が不安が、表現の不安にもつながりがちでしたが、
助けてくれたのは、同じ受験生の仲間の存在でした。
★転部を決めたきっかけ
大学1年で、授業を受けている内に。
小さい頃からの【女優になりたい】という夢を、叶えたいと思うようになりました。
★スタジオを知ったきっかけ
日芸の転部を決めたあと
日芸受験で探したら、YouTubeで過去問題やってる動画が出てきて、見つけました。
★スタジオの印象
最初はどきどきしていましたが、
呼び名を決めてきれたり、気軽に話しかけてくれて、
レッスンに参加しやすかったです。
★受験で一番の心配だったこと
日本語です。
試験問題の文章が読めないのが、一番心配でしたが、
先生から、最初は時間がかかっても良いから、
とにかくたくさんやることを推奨してくれました。
★ためになったこと
過去問題を、みんなの前でやる練習がためになりました。
みんなの前でやった後、
それについてどう練習すればいいか教えてもらえたことが、嬉しかったです。
2.中国人留学生男子
多摩美を目指し、Izmicでの受験対策を経て、
見事合格を果たした中国人留学生のRくん
最初はシャイだったRくんですが、
上手い・下手よりもやりたい気持ちが大切なことを学んでくれました
★初日レッスン時の感想
緊張を克服する方法を学べてとてもよかったです。
表現する前に、まずは自分の緊張や
こころの状態と向き合うことが大事と教わりました。
スタジオの仲間はみんな良い人ばかりでした。
積極的にチャレンジしていて、すごい!と思いました。
スタジオにこんなに多くの優秀な学生がいて嬉しいです。
いいところを吸収して、自分の足りないところを見つけます。
今日は先生とクラスメートがずっと通訳してくれました。
ありがとうございます。
★合格後の感想
試験で見られるポイント、加点ポイントなどを教わり、
受験に向けて、具体的に何を身につけるべきかがわかりました。
また、演技やダンスの基礎レッスンを受けることで、
上手い・下手・日本語が出来る・出来ないに関わらず、
「表現したい!」という
心の底から湧き上がる気持ち「表現衝動」が、
何より大切だと教わったことが、自分の中で大きな出来事でした。
言葉の壁よりも、心の壁を取っ払うことが、重要だと知りました。
試験中も、レッスンのことを思い出して、自信満々で取り組めました。
★スタジオの印象
レッスン中は、やはりわからない言葉も多く、
戸惑うこともありましたが、クラスのみんなが、
簡単な言葉に直して通訳してくれたり、みんな優しく助けてくれました。
楽しく、優しい仲間ですが、
演劇やダンスに対しては真剣で、
前向きに学ぼうという意思に溢れていて、
とても居心地がよかったです。
3.レッスンの様子(動画あり)
ダンサーを目指す韓国人留学生のレッスンの様子
日本語での指示に対応する力も身につけました。
まとめ
ここ最近、中国や韓国の留学生が毎年お問い合わせしてくださいます。
先述の通り、日本語での指示に対応し、日本語の文章を読み、理解する
語学力は必須ですね。
ですが、今現在、わからない言葉があってもレッスンに支障はありません。
スタジオの講師・仲間も、外国人留学生の皆さんとの
コミュニケーションが取りやすいようなサポート体制ができています。
安心して、レッスンを始めてくださいね
実技試験で必要なことは、積極性と表現衝動です。
上手い・下手よりも「やりたい!」その気持ちを何よりも大切にしてください♬
それは、日本人の受験生と変わらないことです。
この記事を書いた人
IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている
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