日芸映画学科【仕草】周りと差をつけるポイントはコレ!
設定と行動を指示され
セリフなしで演じる映画学科の仕草の課題は
超ど定番の試験内容です
また、字面から読み取れることを正確に演じるだけではなく
見ている景色、自分の感情が揺れ動く瞬間を
丁寧に表現することが大切です。
試験課題と演技のコツ
日本大学芸術学部 映画学科演技コース入試問題 2022年
次の内容をしぐさのみで、表現してください。
◆設定
体育館。部活の練習が終了し、一人で片付けをしている。
散らかっているバスケットボールを拾って籠に入れる。
籠を倉庫にしまい、館内の時計を見ると、次のバスが出るまであと10分はある。
急げば間に合うかもしれない。
となりの部室に行き、扉を開けると室内も散らかっている。
急いで片づけて帰ろうとすると、館内放送が入る。
「体育館の電気が付いているから消して帰るように」
諦めて体育館に戻る。(そのまま退出してください。)
◆演技のコツ
・行動と行動の間、きっかけとなる【気づきの瞬間】を逃さないようにしましょう
・きっかけの前後の行動は、【リズム】【感情】が変わるように演じてみましょう
だらだらと漫然と演じていては、試験官の目に止まりません。
そして、何より演じている本人が楽しくない、だらだらとした感情に引きずられてしまいます。
見ていて「ハッ!」とする演技は、きっと演じている本人も心が動き、楽しいはずです。
演技を面白くするコツは、課題に対して楽しんで取り組むことが1番ですね。
演技レッスンをお考えの方はこちら