日芸映画学科受験対策【しぐさ】の演じ方
日芸映画学科の実技試験定番課題の【しぐさ】は
場面設定と動きの内容だけ書かれ、それを声を出さずに演じるというものです。
信号を渡ろうとする
救急車のサイレンを聞いて止まる
倒れた人に気がついて駆け寄る など...
動きの指示がある中で
ただ忠実に指示を守るだけになっていませんか?
動作には、すべて動機があります。
例えば、ただ『立ち上がる』という動作だけでも
モノを取りたくて立ち上がる
目上の人に挨拶をするために立ち上がる
トイレに行きたくて立ち上がる など
何がしたくてその動作を行うのか?
考えながら演じてみましょう。
動きの動機をハッキリさせると、意思が加わり、演技がイキイキとしてくるはずです。
レッスンでは...
【出てくる】【座る】
【窓のそばに行く】【時計を見る】【ハケる】
5つの動作に動機を付けてエチュードを作りました。
しぐさ表現チェックポイント
動作の動機は、ハッキリしていたか?
感情の流れは自然だったか?
動機は一貫していたか?
演技後は、自分と第三者でお互いにチェックし合ってみましょう。
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