リクエストが多い泣く演技
「えーん、えーん」と嘘泣きになる
涙が出ない
などなど、泣く演技が上手にできないというリクエストは、
子役のご父兄から最も多くいただきます。
年長さんのKくんも、同じでした。
演技レッスンに慣れて、自分で台詞を考えたり、
演じたりできるようになったものの、
「僕、泣く演技苦手なんだ」と本人も苦手意識を持っていました。
言葉に頼らない演技
語彙力が増える5〜6才になると、
「どうして僕のおもちゃとったの?それ僕が遊んでたんだよ。
返してよ!返してくれないと先生に言うよ。
本当に返して。僕が遊んでたんだよ。
それ大事なんだから。
ママがお誕生日に買ってくれて、
それで・・・・・・・・」
と、感情よりも先に頭で台詞を考えて、
シチュエーションを言葉で説明するようになるお子さんがいらっしゃいます。
Kくんも、言葉に頼りすぎてしまい、なかなか感情が出ませんでした。
言葉をたくさん喋ろうとして、感情に集中するのが苦手なお子さんは、
「動物の言葉で」など、日本語を使わないレッスンからスタートしていきます。
感情が出てきたら、
だんだん人間の言葉にしていきますが、
そこでも、しゃべりすぎないように、使う台詞は1つだけなど決めて、
なるべく感情に集中できるようにしていきます
言葉を考えるということに脳を使わず、
まずは気持ちが上がる感覚・感情を上げることに集中する感覚を養いましょう。
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