今年も多くの演技の受験対策の生徒さんの戦いが終わりを迎えました。
嬉しいことに、多摩美術大学の受験生の合格率は100%
その一方、日本大学芸術学部
2021年度、4人が受験し、全員が合格しましたので、合格率は100%でした。
2022年度では、受験生の数が多かった事。その一方、途中で受験をやめた人も多かったのが特徴です。
最後まで、受験に臨み、残念ながら不合格だった人たちからは、何故、落ちてしまったのか?
アンケートをしましたので、今後受験を考えている方は参考になさっていただけたらと、思います。
受検対策をスタートする時期
中学生や高校生になったタイミング等、早くから対策のレッスンを始める受験生もいます。
しかし、大半が対策を始めるのは遅い傾向があります。
年内不合格になったタイミングでスタートする方もいらっしゃいますが、
やはり【ローマは一日にして成らず】といった感が拭えません。
中には、年が明けてからや、一期の不合格後に、レッスン参加する受験生もいます(不合格でした)
スタジオでは、GW/夏休み/冬休み に集中講座を開いているので、そのタイミングで初めて、通常クラスでレッスンを継続されるのが基本です。
日芸落ちた理由アンケート結果
■第三位
・失敗の経験が圧倒的に少なかった
この3位の結果は、レッスンに来ていた生徒さんの答えなので、納得できますが、例えば対策のレッスンをしてない受験生に置き換えると、そもそも、課題にチャレンジする経験が極端に少ないことが、【不合格】を招くともいえます。
レッスン受講者でも、受講時間が少ない方にこの傾向は多く見られました。
失敗の数が多い人が、成功の数が多いのは明白です。
バスケの神様ともいわれるマイケルジョーダンさんの名言に
【私はこれまでのキャリアで9000本のショットを外してきた。300試合に負けた。26回の勝敗を聞けるショットを託され、外した。私は何度も何度も人生の中で失敗してきた。それが私が成功した理由だ】
と語っています。
レッスンをしていた受験生が、勇気をもって、もっとチャレンジしておけば良かったと感じたことは、きっと今後の人生で生かされることでしょう
有難いことに後悔したという受験生は一人もいませんでした。
しかし、冷静に、受験当日、【上手いなぁ】と感じるライバルが多いと感じたようです。
全員のアンケート結果で共通しているのは、自分の力を楽しみながら出し切れたので、後悔はないから、他大学でこの経験を生かして演劇を続けていきたい。というものでした。
これは断トツ一位でした。
詳細は以下の意見が多かったです。
・もっと早く対策を始めるべきだった
・演技の実技をなめていた
・演劇部だからと慢心していた
・クラブ活動をメインにしてレッスン時間を減らしてしまった
各自の環境にもよりますが、全員がレッスン時間の短さを【不合格】の原因と考えているようです。
まとめ
演技や身体表現の実技対策は、後悔しない為に必要と思いますが、
それ以上に、それらは、大学受験以降にも身に備わるスキルです。
受検と言うタイミングで、レッスンをスタートする感覚で、長い目で自分のスキルアップを目指すことを念頭に、チャレンジしていくのが良さそうですね
そうなれば、多くの失敗も、将来の財産と捉えることが出来ると思います。
ターゲットを大学合格だけではなく、将来に置いて、今、何をやるべきか?
考えるキッカケ作りにしていただけたら幸いです。
体験レッスンやワークショップなどもあります。
気軽に、お試しレッスンで、今の自分チェックをする感覚で重い腰を上げて行きましょう
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