日芸映画学科演技コース「動作」の試験問題 練習の仕方
映画学科演技コースの試験の必須課題
「仕草のみで演じてください」
設定・課題は、
電車から降りる、つまづく、
何かを拾う、追いかける、傘をさす、
水がかかるなど、
日常生活で起こり得る自然なものです。
自然な日常生活を演じるにあたり、
陥りがちなことは、「演技が流れてしまうこと」
コツは、課題の仕草はどういうきっかけで起こるのか、感情の変化や身体の変化を見逃さないようにしていきましょう。
実際の試験では10分間の練習時間があります。
動作や気持ちを声に出して、
自分の演技に句読点を打っていくイメージで、
練習すると良いでしょう。
試験課題(2021年度 一般二期)
次の内容をしぐさのみで表現してください。
[設定]
冬の寒空の朝。ラッシュ時の駅のホーム。
ドアが開いてホームに降りる。寒風が吹いている。
マフラーが風に飛ばされそうになったので,慌てて首に巻く。
マスクに手が触れて,マスクが落ちてしまう。
マスクを拾おうとすると,下車してきた人に押され,人の波に流され
てしまう。
その時。背中を優しく叩かれる。
振り向くと.知らない人が新しいマスクを手渡してくれた。
お礼を言おうとしたが、すぐに去ってしまった。小走りで追いかける。
(そのまま、試験会場から退室して下さい)
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