人と上手くコミュニケーションが取れない
はじめての場所が苦手。学校で上手くお友達と関われない
そんな子供たちこそやってほしい「演劇」
大人になり、社会と関わる練習に最適な「演劇教育」
はじめてみませんか?
目次
演技=芸能活動?
1.演技の習い事
演技やミュージカルの習い事と聞くと、
子役活動が前提、オーディションの為のレッスンと思われがちです。
実際に、イヅミック出身でレッスンをした多くの子役の生徒さんたちが、
オーディションに合格しています。
ですが、オーディション合格や子役として...というよりも、
そのために、【演技というツール】を使って、
子供たちが人として成長していくこと、
集団の中で強く逞しく優しい心を持って、
いい人生を歩んでほしいと思いながら、レッスンをしています。
自分の意見を言うこと、相手を理解することは、
芸能界に限らず、社会で必要な力ですよね。
2.海外でも実践される演劇教育
子供達もいずれ保護者の手を離れ、自立していきます。
自立し、社会に出るということは、他者と関わることが必要不可欠です。
人ときちんと関わりあう力
つまり社会に出て自立するには、コミュニケーション能力が、絶対的に必要なのです。
そのコミュニケーション能力の開発に「演劇」は非常に有効で、
海外では「生きる練習」とも言われているそうです。
演劇でコミュニケーション力が向上する理由
1.コミュニケーション力の低下
インターネットやゲームの普及、一人っ子世帯の増加などにより、
子供たちがリアルに同世代の子たちと関わる機会が年々減少していきています。
人の話が聞けない
自分の意見を喋ることが出来ず、首を傾げるだけになる
という子供たちも、スタジオにもいらっしゃいます。
インターネットやSNSは、文字でコミュニケーションが取れれば良いですが、
直接的な会話は、声のトーン・表情・体の動き...様々な要素から成り立ち、
総合的なコミュニケーション能力が必要とされます。
2.演技=コミュニケーション
相手役や観客に伝える為に、
声の大きさやトーン、感情、表情、効果的な体の動きを駆使します。
また、セリフが無い時でも、
伝える側の発する声、顔、体の表現をしっかり受け止めなくてはなりません。
「伝わるようにする」「大いに受け止める」
どちらの立場にいても、
相手に優しく、相手の立場になるということが必要。
まさに、コミュニケーションの要です。
演劇活動で身につく3つの力
1.人は思い通りには動かない
●●してほしい!と思っても、
相手にはなかなか伝わらないことってありますよね?
自分はこう思っているのに、反対意見が出たり、
世の中や人を思い通りに進めるのは難しいものですが、
色々な人の意見があり、気持ちがあることを擬似体験出来るのが演劇です。
自分が思っている通りには伝わらない
だからこそ、丁寧に一生懸命伝えること、それが、社会で活かせることです。
2.演技に答えはない
演技に正解はありません。間違いもありません。
自分や、相手が信じた世界が全てです。
だからこそ、現実世界の規定枠を超えた、自由な発想が出来ます。
自分自身が作った世界を信じ、
相手が作った世界も否定せず、受け入れましょう。
人と違うことでも全く問題ありません。同じになっても、全く問題ありません。
コミュニケーションが苦手な人は、
自分の意見を否定されることが怖くなっている場合が多いです。
演劇の世界はウソの世界なので、答えはいくつあっても構いませんし、
正解も間違いもありません。
ウソの演劇世界の中で、
自分の意見を臆することなく表現するまた、違う意見の相手のことも受け入れることが出来る
ようになってきます。
2.拍手をもらうこと
舞台でスポットライトを浴び、お客様から拍手をもらうというのは、子供たちにとって最高の成功体験です。
ですが、その成功体験を得るまでには、稽古期間があります。
本番に向けて、稽古を重ねていくと、時には失敗もあります。
それは、自分自身の失敗も、相手の失敗もあります。
人間誰しも失敗することがありますが、
自分のミスも相手もミスも乗り越え、作品は作られていきます。
作品を作ることで、間違えることは怖いや悪いことではなく、
その失敗があるからこそ、成功があるということを肌感覚で感じることが出来るのです。
まとめ
「人を育てるのは、人である」
子供たちと接していると、本当に強く、強くそう感じます。
最初は、引っ込み思案でレッスン中も見学が多かった子供たちも、
ママからなかなか離れられなかった子供たちも、
人=社会と関わり、集団の中での自分を確立できるようになってきます。
演劇の世界には、間違いも正解もありませんが、「ルール」はあります。
ルールがあるからこそ、「集団=社会」と言えます。
ルールの中で、自己表現・他者理解・協力をし社会参画をする。 まさに、演劇は「ミニ社会」「生きる練習」と言えます。
この記事を書いた人
RIO(山口莉央)
【IZMIC Be STUDIO】講師
中央大学商学部商業貿易学科卒業
ジャズダンス、演技を当スタジオ主宰玉置いづみに師事
子供演技・子供バレエダンス・子供体幹トレーニングクラスを担当
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