日芸演劇学科演技コースの授業内容にチャレンジ
現役日芸生に聞いた、日芸の実技授業に、
スタジオ生徒達が挑戦。
モノを使って、
そこから感じる匂い、感触、音、見た目などに触発され、感情を動かすレッスンです。
役を演じようとすると、
セリフの言い方など見た目の意識ばかりに気を取られがち。
ですが、本来、感情は五感に触発されて湧き上がるものです。
丁寧に一つ一つの感覚機能に集中していきましょう。
そこから湧き上がる感情を大切に。
コツは、細かく丁寧に行うことと、
自分の心が動くように果敢にチャレンジすること。
どの角度から見たら、どの音なら感情が動くか、心が動くのを待つのではなく、
自分の心が動く瞬間を探しにいきましょう。
チャレンジした生徒さんからは、
「五感に集中すると台詞が無くても、
その場にいて演技を続けられた。
やることに困ることが無くなった」という感想を頂きました。
やり方
①モノを一つ選んで、観察する
②見た目、音、匂い、味、触った感じなど、
一つ一つの感覚に集中し、丁寧に細かく感じる
③感覚から触発される感情を見逃さず、
自分の心が動くように見る角度、音を鳴らす方法、触り方など、工夫する。
④自分が1番感情が湧き上がる感覚を使って、エチュードを行う